- 石灯篭を処分するときの流れは?
- 石灯篭の処分方法にはどんなものがある?
- 石灯篭の処分費用はいくらくらい?
この記事ではご覧のような疑問を解消するために「石灯篭の処分方法3選」を紹介していきます。
石灯篭は寺社や庭園に設置される照明器具の一種ですが、いまではオブジェとしての役割を果たすものが多く見られます。
そんな石灯篭を何かしらの事情で処分する場合、自分で撤去することはほぼできません。
石灯篭は材質が「石」なので一般廃棄物として処分してくれる自治体が少なく、また中型~大型のものは重量があるため自分ひとりで移動させることが難しいと言えます。
こうした理由により、石灯篭は処分する際は専門の不用品回収業者に依頼することが一般的です。
当記事ではその他の処分方法や石灯篭を買い取ってもらう方法などをまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
石灯篭の処分の仕方
石灯篭の処分の仕方としては以下のような流れが一般的と言えます。
- だいたいの重さや大きさを計る
- 自治体で処分をおこなっているか確認する
- ②が無理な場合は不用品回収業者に依頼する
- 石灯篭の種類や用途によってはお祓いをおこなう
- ②③の方法で回収してもらう
冒頭でも伝えた通り、重量がある石灯篭を自分ひとりで撤去することはできません。
無理に石灯篭を動かそうとするとケガをする恐れがありますので、必ず専門の業者に任せましょう。
石灯篭の処分前に確認しておきたいこと
ここでは石灯篭を処分する前に確認しておきたいことをまとめました。
庭園の整理、庭のリフォームなどを考えている方、自然災害によって破損した石灯篭の処分を検討している方はこちらの内容をチェックしておきましょう。
①灯篭の種類や大きさ
灯篭は材質や造りによっていくつかの種類に分けられます。
主な灯篭の材質は石製・木製・陶器製・金属製の4つです。
「木製」であれば自分で細かく破砕することで燃えるゴミや粗大ゴミとして捨てられる可能性があります。ただし、材質が石・陶器・金属の場合は同様の手段が取れません。(道具を揃えるのが難しい、危険性があるなどの理由により)
また、大きさ(重量)を確認しておくことも大切です。
仮に自分で持ち運べるくらいの重さであれば、地域内のゴミ処理センターに持ち込むことで処分できるかもしれません。
②自治体での対応
次に自治体での対応を確認してみましょう。
区市町村の公式サイト内には「粗大ゴミとして捨てられるもの」「自治体では回収をおこなっていないもの」などを紹介したページがあります。
※大半の自治体では以下のように「石灯篭(もしくは石・石材)は回収していない」といった文言が記載されています。
石灯篭
引用:品目別ごみ分別一覧表|千葉県四街道市HP
処理できません
購入店や専門業者に処理を依頼してください。
しかし、中には「○○kgまでの石材」「○○くらいの大きさの石」であれば粗大ゴミとして処分できる自治体もあります。
石灯篭を丸ごと回収してくれる自治体はないと考えられますが、区市町村の対応を確かめるためにも住んでいる街の公式サイトを一度ご覧になってみてください。
③撤去前のお祓いの必要性
石灯篭には神仏や故人に供えるために作られたものもあります。そういった石灯篭を撤去する際は、お祓いやお清めをしてから廃棄するといったケースも少なくありません。
石灯篭は設置されている場所によって意味合いが変わると考えられています。(神社の場合にはご神体や神様の通り道を照らす、お寺の場合はご本尊を照らす、または故人の霊がお墓の場所を見つけやすくする等)
こうした宗教的意味合いを持つ石灯篭を処分する場合には、あらかじめ感謝の気持ちを伝えながらお祓いやお清めをおこないましょう。
※自宅敷地内にある先祖の霊を祀ったものも同様。
石灯篭の処分方法3選
ここからは石灯篭の処分方法3選を紹介していきます。
処分方法ごとの特徴やメリットなどを解説していますのでご覧ください。
不用品・廃棄物回収業者に撤去依頼
不用品回収業者・廃棄物回収業者に撤去依頼を出すというのが石灯篭をもっとも手早く処分する方法となります。
特に大型廃棄物の回収に対応した専門業者であれば、自分の背丈を超えるほど大きな石灯篭でも確実に解体・撤去してくれます。
また、廃棄物回収業者であればその他の不用品もまとめて捨てられるため非常に便利です。
庭のリフォームに伴い、石灯篭・庭石・雑木などを一度に片付けたい方は廃棄物回収業者に依頼するのがベストです。
なお、ネットで検索すると多くの業者がヒットしてしまい、どれを選べば良いか分からないといった場合もあります。
そんなときは即日見積もり・即日回収に対応した「信太商店」までご連絡ください。
造園業者または石材店に相談
近所に知り合いの造園業者や石材店がいる場合は、一度「石灯篭を処分したいけど回収してもらえないものか?」と相談してみましょう。
石材店はもちろんのこと、灯篭などの庭園景物を取り扱う造園業者であれば石灯篭を引き取ってくれるかもしれません。
ものによっては買取してくれる可能性もありますので、尋ねてみて損はないと言えます。
ジモティーで譲渡
石灯篭の処分方法としては他人に譲渡するという手段もあります。
自宅の庭にオブジェとして設置していた石灯篭で「特に宗教的な意味合いがないもの」であれば、同じように庭の景観にこだわる方が譲り受けたいと申し出るかもしれません。
実際にジモティーには数多くの石灯篭が出品されていて、有償・無償問わず引き取り手が見つかるケースが多々あります。参考:ジモティー「石灯篭検索結果」
ジモティーでの譲渡(または売却)が成立した場合には費用ゼロ円で石灯篭の処分ができます。
ただし、こちらの方法には「すぐに処分できるとは限らない」「自宅まで引き取りに来てもらうストレスや一緒に運び出す手間が掛かる」「クレーム対応が生じるかもしれない」などのデメリットがありますので、あらかじめ理解しておきましょう。
石灯篭の処分費用・撤去費用|相場は1kgあたり40~50円
石灯篭の処分費用は「石材の廃棄物」を撤去するときと同じくらいの相場となります。
関東近辺であれば、だいたい1kgあたり40円~50円が相場価格と言えるでしょう。
なお、上記の価格はあくまで石の処分に掛かるコストであり、大型の石灯篭を撤去する際には「クレーン車を使った運び出し作業」「複数人による搬出作業」などが生じる可能性があります。こうした作業には別途費用が掛かりますので、事前に正確な見積もりを出してもらいましょう。
クレーン車が入り込めないような立地、現場で解体が必要なほどの大きさといった特殊なケースの場合は、その旨を先に伝えておくと見積もり~回収作業がスムーズにおこなわれます。
石灯篭は買取してくれる?売りたいときはどこに依頼?
ここからは「石灯篭は買い取ってもらえるもの?」「どこに売却できる?」などの疑問を解消していきます。
それぞれの内容を見ていきましょう。
骨董品・古美術品での買取
石灯篭の中には古美術品としての価値があるものもあります。そうした石灯篭であれば骨董品店や古美術商に買い取ってもらえるかもしれません。
ただし、買い取り対象となる石灯篭には店舗によって様々な基準が設けられています。
- 人力で動かせる石灯篭であれば需要がある
- 重機を使わないと設置できない石灯篭は買取不可
- キズがあるものやコンクリート製のものは対象外
参考:古美術 ますけん
すべての石灯篭が買い取り対象となるわけではありませんので、買取を希望する場合には近くの骨董品店などに問い合わせてみましょう。
リサイクルショップでの買取
現代に製造された新しい石灯篭に関しては、リサイクルショップに買取してもらえるか聞いてみましょう。
比較的「郊外に位置する店舗」「大型の敷地を有する店舗」の場合には石灯篭の買取をおこなっている可能性があります。
なお、自身で持ち込めない場合には出張買取を依頼することになりますが、その際にはあらかじめ画像を送って買取可能かどうか尋ねておきましょう。
補足:高く買取してもらうポイント
石灯篭の銘品であれば高額での買取が期待できますが、ほとんどの石灯篭には値段が付きません。
正直、骨董品店やリサイクルショップに無料で引き取ってもらえれば御の字であり、基本的には買取不可=回収もできないというケースが大半です。
それでもジモティーやメルカリなどのフリマサイトを利用して高く買い取ってもらいたい場合には、以下の点に気を使ってみましょう。
- 製造から年数が経っていないものであれば石灯篭を磨いてキレイにする
- 逆に古い灯篭に関してはレトロさをアピールできる画像を添付して出品する
なお、大きさにもよりますが石灯篭は他の中古品と異なり、重量的に郵送ができません。自宅まで引き取りに来てくれる相手であれば譲渡や売却が成立するという点を覚えておきましょう。
石灯篭や庭石の撤去にお困りの場合は信太商店まで
「石灯篭を撤去したい」「庭石もまとめて処分したい」といった場合には信太商店までご連絡ください。
当社は大型の石材廃棄物に対応した不用品回収業者です。明確な料金設定を提示していて、これまでにも石灯篭や庭石の回収実績が多数あります。
どんな大きさの石灯篭も回収可能
事業者名 | 信太商店 |
---|---|
所在地 | 東京都渋谷区富ヶ谷2-5-6(本社) 東京都渋谷区笹塚3-44-8(笹塚営業所) |
設立年月日 | 平成22年(2010年)4月23日 |
主な事業内容 | 産業廃棄物収集運搬業、沈没船引き揚げ・解体処分等、一般貨物自動車運送業、リサイクル事業、樹木の伐採および木材販売事業、蜂の巣駆除および回収 |
取引先・一例 | NHK、防衛省、ヤマト運輸株式会社など多数 |
許可・免許等 | 【産業廃棄物収集運搬業】 ・東京都許可 第1300154938号 ・千葉県許可 第1200154938号 ・埼玉県許可 第1100154938号 ・神奈川県許可 第1400154938号 ・群馬県許可 第01000154938号 ・栃木県許可 第00900154938号 ・茨城県許可 第008011154938号 ・静岡県許可 第02201154938号 【特別管理産業廃棄物収集運搬業許可】 ・東京都 ・千葉県 ・神奈川県指令 資循第6002号 【ほか許可・免許等】 ・古物商 ・一般貨物自動車運送業 ・解体工事業 ・移動式クレーン免許/小型移動式クレーン/2級建築施工管理技士/フォークリフト/酸素欠乏危険作業主任者など |
営業時間 | 受付時間 8:00~20:00 業務時間 24時間対応 |
公式URL | https://www.shida-eco.com/ |
信太商店は、一般的に「撤去が困難とされる廃棄物」を得意とする不用品回収業者です。どんな大きさの石灯篭・庭石・自然石でも回収できますので、安心してご依頼ください。
なお、当社は渋谷区に本社を構える特別管理産業廃棄物収集運搬業者となりますが、近隣の自治体HPでもご紹介をいただいております。
参考:資源とごみの分別ガイドブック(令和5年版)|東京都港区HP
石灯篭・庭石・自然石の回収実績が豊富
信太商店ではこれまでに数多くの石灯篭・庭石・自然石の回収をおこなっています。
大型廃棄物の回収に慣れたスタッフが迅速かつ安全に作業を進めていきますので「とにかく早く撤去したい」という場合には当社までご相談ください。
なお、一般のご家庭だけでなく寺社・墓地の敷地内にある石灯篭の回収も可能です。
石灯篭・庭石・自然石の撤去依頼はこちらから
石灯篭・庭石・自然石の撤去依頼は以下からお申込みください。
電話番号 | フリーダイヤル:0120-937-277 笹塚営業所:03-6381-6141 |
---|---|
問い合わせフォーム | https://www.shida-eco.com/contact |
メールアドレス | shida@shida-eco.com |
もちろん「他の業者と料金を比較したい」といったご要望にも対応していますので、その旨をスタッフまでお伝えいただければと思います。
また、回収の日時についてもお客様のご希望に合わせてスケジュールを調整させていただきます。
まとめ
寺社の敷地や庭園に設置されている石灯篭の処分方法を紹介してきました。
本文でも解説した通り、ある程度の大きさの石灯篭は自力で撤去することができません。
基本的には石材に対応した不用品回収業者を頼ることになりますので、お困りの際はぜひ「信太商店」までご依頼ください。