この記事ではご覧のような疑問や悩みを解消するために「小さい蜂の巣を自分で駆除する方法」をご紹介していきます。
蜂の巣は種類・サイズ・時期によって危険度が変わり、比較的リスクが少ないシチュエーションであれば自分でも駆除が可能です。
ただし、どんな場合でも蜂に近づく行為は危険であり、巣を駆除する際には「いくつかの注意点」があります。
ここでは蜂の巣を駆除するときに気を付けるべきポイント、蜂の巣駆除に必要な道具・時間帯・手順を詳しくまとめました。
小さい蜂の巣を見つけて対処に困っている方は、ぜひこちらの内容を参考にしてみてください。
\被害が拡大する前に!/
(素人でも巣の駆除はできますが、刺されると非常に危険です。)
目次
小さい蜂の巣を見つけたらどうする?自分で駆除できる?
先に結論から伝えますと、まだ小さい状態の蜂の巣であれば自分でも駆除することは可能です。
最低限、必要となるのは「防護服・殺虫スプレー・巣を落とす棒など」の道具となりますが、この点は後程詳しく説明します。
まず、初心者が蜂の巣を駆除する際に知っておきたいのは「巣を作っている蜂の種類」です。
- スズメバチ:危険度★★★
- アシナガバチ:危険度★★
- ミツバチ:危険度★
蜂の中でもっとも注意が必要なのはスズメバチです。自分で見つけた小さい蜂の巣がスズメバチのものだった場合は、専門業者に頼ることをおすすめします。
近年、スズメバチの刺傷被害は山間部だけでなく都市部でも増加しています。ハチ刺されによる死者は毎年 20~30 人にのぼっており、熊や毒蛇による死者の数をゆうに上回っています。このため、スズメバチは「南のハブ、北のヒグマをこえる危険動物」とまで言われています。
引用:山口市HP|スズメバチから身を守るために
ご覧の通り、スズメバチに刺されて命を落とすケースは珍しくありません。
当記事で解説している蜂の巣駆除方法もアシナガバチ・ミツバチを前提としたものであり、初心者がスズメバチの巣を駆除することは推奨していません。
小さい蜂の巣を自分で駆除する方法
小さい蜂の巣を自分で駆除する場合は、事前に必要な道具を用意しておきましょう。
また、駆除するタイミングや時間帯、手順を理解しておくことも大切です。
①必要な道具
蜂の巣駆除に必要な道具は以下の通りです。
- 蜂用の殺虫スプレー
- 防護服(なければ厚手の長袖・長ズボン・レインコートで代用)
- マスク(あればゴーグルも)
- 軍手
- 長靴
- 脚立または踏み台(高所の場合)
- 長い棒または高枝切りバサミ
最近は一般的なドラッグストアでも強力な蜂用殺虫スプレーが販売されています。
なお、初めて蜂の巣駆除をおこなう方は、念のため2本用意しておきましょう。(蜂の巣駆除用のスプレーは強力な分、噴射時間が短いため)
服装に関しては「とにかく素肌が見えない格好」を心掛けてください。住んでいる地域によっては市役所等で防護服を貸し出しているところもありますので、一度確認してみましょう。
蜂の巣が高所にある場合は脚立や踏み台を用意してから作業をおこないます。ただし、あまりにも高いところに作られた蜂の巣を素人が撤去するのは危険です。
自分で蜂の巣を駆除するときは、ある程度の長い棒または高枝切りバサミのような道具が届く範囲までとしてください。
②駆除するタイミング・時間帯
蜂は昼間に活動し、夜は巣に戻って休むという生活を送っています。
蜂の巣を駆除する際は「すべての蜂が巣に戻っていて、動きが鈍化する夜間」を狙いましょう。だいたい日没から2~3時間後くらいに作業をおこなうことが一般的です。
多くの場合は日没後に作業をしますが、朝方の早い時間帯でも効果は同じです。気温が上がる前の早朝(5時~6時程度)に作業しても問題はありませんが、騒音に注意しましょう。
なお、自宅や周りの家の明かりが少なく、蜂の巣が確認できない場合は「ライト」を用意しておいてください。
③蜂の巣を駆除する手順
実際に小さい蜂の巣を自分で駆除する手順は以下の通りです。
- 風の少ない日に作業をおこなう(風上に立つ)
- 殺虫スプレーを噴霧する
- 巣の中の蜂が全滅、またはすべて逃げ出してから巣を叩き落す
- 巣と蜂の死骸をゴミ袋に入れる
- 蜂の巣があった場所に再度スプレーを噴霧する(予防のため)
ご覧のように作業自体は至ってシンプルです。
蜂用の殺虫スプレーはとても強力なので、マスクやゴーグルをつけて目や鼻から入らないようにしましょう。
また、殺虫スプレーを噴霧すると、巣の中の蜂が一気に出てきます。こちら側が驚いて脚立などから落ちないよう気を付けてください。
逃げ出した蜂が後々になって戻ってきて、新しく巣を作らないよう念押しにスプレーすることも大切です。
小さい蜂の巣を駆除する際の注意点
ここでは蜂の巣を駆除する際の注意点をまとめました。巣の大きさが小さいからといって油断しないよう、参考にしてみてください。
- 巣が小さくてもスズメバチの巣を駆除する場合は専門業者に頼んだ方が安全
- 暗くて周りが見えない場合は巣の回収を翌朝に持ち越す
- 回収した巣、蜂の死骸は二重にしたゴミ袋に入れる
冒頭でも伝えたように、巣の大きさに関わらずスズメバチの巣の駆除は専門業者に任せましょう。
また、叩き落した後の蜂の巣から生き残っている蜂が出てくる場合もありますので、明かりが乏しい環境下では回収を翌朝に持ち越してください。
なお、仮に蜂が全滅していても死骸から毒針が出ているケースもあるため、回収した巣や蜂の死骸を入れるゴミ袋は二重にしておいた方が安全です。
蜂に刺される⼀番危険な時期は、蜂の巣が最も発達し、蜂の数が多い時期です。アシナガバチ
引用:厚生労働省鳥取労働局HP|蜂刺され災害を防ごう
は7〜8⽉、スズメバチは7〜10⽉、ミツバチは⼀年中危険です。
ちなみに蜂の巣、蜂の活動が最盛期を迎えるのは夏の時期です。
少なくとも7月以降の蜂の巣はそれなりのサイズになりますので、自分で駆除できるのは4月~6月までと言えます。
家の敷地内で小さい蜂の巣を見つけたら【よくある質問・知恵袋の疑問を解消】
ここからは蜂の巣駆除に関してよくある質問、知恵袋などに寄せられている疑問を解消していきます。
具体的な例と共に対策をご紹介していますので、ぜひご覧になっていってください。
アシナガバチの小さい巣なら素人でも簡単に駆除できる?
小さいアシナガバチの巣なら素人でも駆除できますが、不安がある場合は専門業者に依頼してください。
アシナガバチはスズメバチより攻撃性が低い蜂です。毒性に関してもスズメバチより若干劣りますが、刺されれば重症化するリスクはあります。
マンションやアパートなどのベランダで蜂の巣を見つけたらどうすれば良い?
マンションやアパートなど、集合住宅のベランダに蜂の巣ができた場合「対処するのは自己負担」となります。
共有部分に蜂の巣が作られたときは大家・管理会社に伝えることで駆除してくれますが、専有部分であるベランダの場合は自分で駆除するしかないということです。
なお、駆除する方法は当記事の「蜂の巣を駆除する手順」と同じなので、参考にしてみてください。
すでに蜂がいない巣はただ落とすだけで問題ない?
「去年できた蜂の巣」「すでに蜂はいない」という状況であれば、そのまま叩き落すだけで駆除完了となります。
基本的に蜂は巣の再利用をしません。翌年以降は新しい巣を作りますので、古い巣に蜂が棲んでいる可能性は限りなくゼロに近いと言えます。
そのため、去年できた巣であればそのまま叩き落しても問題ないということです。
蜂に刺されたときの対処法は?
蜂の巣を駆除している途中で蜂に刺された場合は、速やかにその場から離れてください。
その後、まずはキレイな水で患部を洗い流しましょう。蜂に刺されたときの薬としては「ステロイド軟膏」「抗ヒスタミン軟膏」が一般的です。
炎症や痛みは薬によって和らぐこともありますが、蜂に刺された場合にもっとも怖いのはアレルギー症状(アナフィラキシーショック)なので、必ず医療機関にて診察を受けてください。
「蜂に刺されたぐらいで病院に行くのは大げさ」と考える方もいますが、毎年蜂による死亡事故は数多く発生しています。死亡原因の大半はアレルギー症状によるものであり、自分が感じる痛さの度合いは関係ありません。
巣の近くにいる蜂が一匹だけでも駆除した方が良い?
蜂は群れで生活する生き物です。一匹見つけた場合には、近くにある巣の中にたくさんの仲間がいると思ってください。
1匹のハチに刺されると毒液(興奮物質)が空中にまき散らされるため、多数のハチの攻撃を受けることが
引用:厚生労働省鳥取労働局HP|蜂刺され災害を防ごう
あり危険です。スズメバチが追いかけてくる距離は種により違いますが、概ね10m~50m程度です。
また、ご覧のように一匹の蜂が攻撃をおこなうと、仲間たちに攻撃の合図が送られる仕組みとなっています。
そのため、蜂単体を駆除するときは確実に退治できるタイミングを狙いましょう。
小さい蜂の巣の駆除に困っている方は信太商店までご連絡を
「まだ小さいものの、大きくなる前に蜂の巣を駆除してもらいたい」
「できるだけ早く来てくれる蜂の巣駆除業者を探している」
こうしたご要望をお持ちの方は、ぜひ信太商店をご利用ください。
信太商店は東京都渋谷区に本社を持つ産業廃棄物回収業者ですが、蜂の巣駆除のご依頼にも対応しています。
- 即日見積もり・即日対応が可能
- 都内なら最短30分で到着
- スズメバチは50,000円+税(その他のハチは30,000円+税)
- すべて出張費込みの料金で追加費用はいっさいなし
- サイズに関わらず同一料金で安心
当社の特徴は「即日見積もり」「即日作業」が可能なところです。
夜間の作業にも対応していますので、蜂が休んでいる間に迅速な流れで巣の撤去ができます。
また、料金設定が分かりやすいというのも信太商店の魅力です。
スズメバチの巣なら50,000円+税、それ以外の蜂の巣なら30,000円+税と明確な料金をご提示していますので安心してご利用いただけます。(どちらも出張費込み)
悪質な業者だと「蜂の巣駆除5,000円~」といった広告を出しながら、実際は調査費・出張費などの料金を加算し「50,000円~100,000円」以上を請求してくることもあります。また、一般的な蜂の巣駆除業者でも巣の大きさによって料金が変わるケースは珍しくありません。
信太商店では蜂の巣の大小に関わらず一定の料金を採用していますので、後から費用が変わる心配はありません。
巣の大きさが小さくてもスズメバチやアシナガバチの駆除には危険が伴います。
一から道具を揃える手間、もしかしたら蜂に刺されるかもしれないリスクなどを考えれば、最初から業者に依頼した方が楽かつ安全です。
当社なら最短30分で現場まで駆け付けられますので、お困りの際はまず信太商店までご連絡ください。