古い機械の買取相場・売却できない大型機械の処分方法を解説|工場の機械を正しく捨てるには?
  • 古い機械を買い取ってもらいたい
  • 工場を閉鎖するため大型機械をまとめて処分したい
  • 古い機械・大型機械の買取相場が知りたい

この記事では上記のような疑問を解消するために、工場で使用していた古い機械や大型機械の買取相場を紹介していきます。

古い機械でもまだ稼働するもの、部品やパーツに価値があるものであれば買い取ってもらうことが可能です。

また、新しい機械を購入する場合には古い機械を下取りに回すことで処分費用が抑えられます。

古い機械の買取相場価格は状態や年式によって変動します。また、利用する買取業者によっても基準はバラバラなので、複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。

ここでは主に買取がおこなわれている機械の種類、買取業者の選び方などを詳しくまとめました。

さらに買取不可となった工場機械の処分方法やおすすめの回収業者についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

古い機械の買取相場について

冒頭でも伝えた通り、古い機械の買取相場は年式・種類・稼働可否などによって異なります。

そのため、一概に〇〇の機械は〇〇円で売れるといった基準もありません。

また、例えば同じ板金溶接機械でも買取可能と判断されるものもあれば、買取不可となるものもあります。

中古機械買取のポイント
  • まだ使える機械かどうか
  • 部品やパーツが別用途で使えるかどうか
  • 回収・買取費用よりも高い価値があるかどうか

仮に機械を分解して部品やパーツを取り出し、それが売れるならば「価値あるもの」として扱われますが、機械を引き取るための費用が上回る場合には業者も買取不可と判断します。

とはいえ、工場に設置されている古い機械・大型機械などはもともと高額な製品なので、あまりにもボロボロでなければ売却できる可能性が高いと言えるでしょう。

買取可能な古い機械・工場機械の主な種類

ここでは中古機械の買取業者が主に対応している古い機械・工場機械の種類をいくつかまとめました。

買取可能な古い機械・一例

それぞれの内容を簡単に説明していきますので、ぜひご覧ください。

板金機械の買取

溶接機
引用:Amazon

以下では板金系の機械でよく買い取られているものをいくつかピックアップしました。

  • 板金溶接機
  • レーザー加工機
  • レーザー複合機
  • タレットパンチプレス(タレパン)
  • プレスブレーキ
  • シャーリングマシーン

金属の板を加工する「板金機械」は小型のものから大型のものまで様々な製品が使われています。

販売価格で考えると数万円~数百万円程度と幅が広く、その結果として買取価格にもかなりの差が出ます。

当然、状態が良い機械であれば高値で売れるため、処分する際には中古機械の買取業者に査定してもらいましょう。

木工機械の買取

フライス盤
引用:Amazon

木工用の機械で主に中古買取されているものは以下の通りです。

  • プレス機
  • ボーリング機
  • フライス盤
  • 各種カンナ盤
  • 丸ノコ昇降盤
  • パネルソー
  • ラジアルソー

木工機械は名前の通り、木材を加工するための機械です。板金機械と同じように様々な用途に合わせた機械が販売されています。

家具や建材の製造工場や林業などで使われることが多く、中古品であったとしてもそれなりに需要があるため、ネットオークションサイトに出品するケースも珍しくありません。

参考:Yahoo!オークション|木工機械

自分または自社スタッフで移動させられる大きさ・重さであれば、買取業者を経由せずにネットオークションで売却するというのもひとつの手です。

そのほか大型機械の買取

大規模な工場に設置されている大型機械を買い取ってもらいたい場合は、専門の業者に査定と回収を依頼しましょう。

  • 大型旋盤加工機
  • 大型マシニング加工機
  • 大型ボーリング加工機
  • 五面加工機(門型マシニングセンタ)
  • 各種大型建築用機械

中古機械の買取業者であれば自社や工場まで引き取りに来てくれます。

大型機械を自分で移動させることは困難なので、買取業者に任せることが一般的です。

なお、買取価格については年式や状態によって大きな差が出るため、まずは業者に連絡してみてください。

中古機械・買取業者の選び方

中古機械の買取業者を選ぶときのポイントは以下の3点です。

  • 買取実績と口コミをチェック
  • まとめ売りによる単価アップ
  • 相見積もりでの比較

これまでの買取実績が豊富で、口コミやレビューも上々な業者であれば安心して査定・買取を任せられます。

中古機械の買取業者を含め、出張買取業者の中には悪質なところも存在しますので、選んだ業者の評価をあらかじめチェックしておくことが重要です。

機械を回収後、お金が支払われないまま音信不通となる詐欺に遭う可能性も否定できません。こうした被害を予防するためにも、相手業者の実績や口コミの確認は必須と言えます。

また、古い機械や不要な機械をまとめて売ることで査定額がアップするかどうかも聞いておきましょう。

あとは複数の業者から見積もりを取り、その中で条件が良い業者を選ぶことも大切です。

買取不可の古い機械・工場機械の処分方法

査定の結果、買取不可となった古い機械・工場機械は「産業廃棄物」として処分することになります。

産業廃棄物の捨て方
  1. 産業廃棄物収集運搬業許可を取得している回収業者を探す
  2. マニフェストを発行する
  3. 回収業者に処分する機会とマニフェストを渡す
  4. 回収業者が処分場へ持ち込む
  5. 回収業者および処分場からマニフェストが返送される
  6. マニフェストを5年間保管する

※マニフェスト=産業廃棄物管理票

産業廃棄物扱いとなる事業用の機械を処分する際は「産業廃棄物の収集運搬が認められている業者」を探しましょう。

仮に無許可の業者に処分を依頼した場合は、機械を受け渡した側の責任となります。

「事業者は、事業活動に伴って生じた廃棄物を、自らの責任において適正に処理しなければならない」と廃棄物処理法の第3条に定められています(排出事業者責任)。

引用:公益財団法人 産業廃棄物処理事業振興財団|産業廃棄物を排出する事業者の方に

また、産業廃棄物の処分を委託するときには「マニフェスト(産業廃棄物管理票)」の発行が必須です。

自分が発行したマニフェストは、各工程を担当する処分業者・処理場で確認と必要事項の記入がおこなわれます。

そして、最終的に各業者からマニフェストが返送されることで「産業廃棄物を正しく処分した」という証明になります。

なお、戻ってきたマニフェストは5年間の保管が義務付けられていますので、なくさないよう保管しておきましょう。

※マニフェストには紙マニフェストと電子マニフェストの2種類があります。

買取できない古い機械・工場機械の処分や撤去なら信太商店

買取不可となった古い機械や工場の機械をまとめて処分したい場合には信太商店をご利用ください。

当社は東京都渋谷区に拠点を構える産業廃棄物収集運搬業者で、あらゆる機械の処分や撤去に対応しています。

安全かつ迅速な作業を心掛けており、回収が困難とされる大型機械の撤去実績も豊富です。

【信太商店】会社情報

事業者名信太商店
所在地東京都渋谷区富ヶ谷2-5-6(本社)
東京都渋谷区笹塚3-44-8(笹塚営業所)
設立年月日平成22年(2010年)4月23日
主な事業内容産業廃棄物収集運搬業、沈没船引き揚げ・解体処分等、一般貨物自動車運送業、リサイクル事業、樹木の伐採および木材販売事業、蜂の巣駆除および回収
取引先・一例NHK、防衛省、ヤマト運輸株式会など多数
許可・免許等【産業廃棄物収集運搬業】
・東京都許可   第1300154938号
・千葉県許可   第1200154938号
・埼玉県許可   第1100154938号
・神奈川県許可 第1400154938号
・群馬県許可   第01000154938号
・栃木県許可   第00900154938号
・茨城県許可   第008011154938号
・静岡県許可   第02201154938号
【特別管理産業廃棄物収集運搬業許可】
・東京都
・千葉県
・神奈川県指令 資循第6002号
【ほか許可・免許等】
・古物商
・一般貨物自動車運送業
・解体工事業
・移動式クレーン免許/小型移動式クレーン/2級建築施工管理技士/フォークリフト/酸素欠乏危険作業主任者など
営業時間受付時間 8:00~20:00
業務時間 24時間対応
公式URLhttps://www.shida-eco.com/

信太商店では工場やオフィスの閉鎖に伴う残置物の処分もおこなっています。

「工場やオフィスに残っている機械や事務用品などをまとめて回収してもらいたい」といったご要望にもお応えしていますので、悩みを抱えている工場の所有者様やテナントオーナー様は当社にご相談ください。

もちろん、当社は各自治体から許可を得て産業廃棄物の回収サービスをおこなっていますので、マニフェスト(産業廃棄物管理票)への対応も万全です。

【信太商店】古い機械・工場機械の撤去処分実績

以下では信太商店がこれまでにおこなってきた古い機械・工場機械の撤去処分事例を紹介しています。

相当な大きさの機械でも速やかに撤去可能ですので、同じような機械の処分に困っている方はぜひ参考にしてみてください。

【信太商店】連絡先・問い合わせフォーム

「古い機械・工場機械の処分をご検討中の方」「具体的な処分費用について聞きたい方」は、下記よりご連絡ください。

電話番号フリーダイヤル:0120-937-277
笹塚営業所:03-6381-6141
問い合わせフォームhttps://www.shida-eco.com/contact
メールアドレスshida@shida-eco.com

当社は即日見積もり・即日作業をモットーとしています。そのため、処分の期限が迫っている場合にはきっと役に立つはずです。

お客様のご要望に合わせたプランの提示や一般営業時間外での作業にも対応していますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

まとめ

工場に残っている古い機械でも、状態によっては買い取ってもらえる可能性があります。

また、工場閉鎖に伴い大量の機械を処分する場合には、まとめ売りによって査定額がアップするかもしれません。

もちろん中には買取不可となる機械もありますが、そうした機械を処分する際は「信太商店」までご相談ください。

当社であれば法令に則った正しい形で工場機械(産業廃棄物)の回収・撤去が可能です。

破産手続き中で残置物の処分にお困りの場合でも力になれますので、破産管財人に選任された弁護士様からのご連絡もお待ちしております。

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