大きな庭石を処分する方法6選|自分で無料で行う方法や業者に依頼する際の費用相場

駐車場を増やしたいけれど、庭石が大きすぎて邪魔をしている。
昔からある日本庭園を、現代風の庭にリフォームしたい。

世代交代が進む中で、大きな庭石を処分したい需要が増えています。
手で持ち運べるサイズの石なら問題ありませんが、大きな庭石になると、処分は一筋縄ではいきません。

この記事では、庭石を処分する方法、無料で引き取ってもらう方法、回収業者に依頼する際の費用の相場など、石の処分にまつわるあらゆる疑問にお答えします。

なるべく費用のかからず、自分でできる廃棄方法からお伝えしますので、庭石の処分を検討している方はぜひ参考にしてください。

なお、小さな小石や砂利の処分方法や回収については、こちらの記事を参考にしてください。

大きな庭石を処分する方法

大きな石の処分

庭石を処分する方法は、大きく分けて

  1. 自分で細かく割って処分する
  2. インターネット引き取り手を探して個人譲渡する
  3. 自宅の庭に埋める
  4. 造園業者や石材店に回収と処分を依頼する
  5. リフォーム会社(リフォーム時)に処分を依頼する
  6. 解体業者(解体時)に処分を依頼する

の6つの方法があります。

自分で細かく割って処分する

大きな石を割って細かく砕くことができれば、無料で引き取ってもらえる自治体もあります。

しかし、そもそも大きな石を割って砕く作業は、とても大変で危険な作業です。

石を割る方法

日本で庭石や自然石と言われる石の種類は、数多くの種類があります。
ハンマーで叩いて粉々に砕くことができる石なら、自治体の一般ゴミとして少しづつ出せるようになります。
しかし、「御影石」などで知られる硬度の高い石は、割るために「セリ矢」と「ハンマードリル」という特殊な工具を使用します。

石を割る作業は、道具が必要なだけでなく根気と時間がかかる作業です。

自力で石を割るのが難しい方は、後述する業者に依頼する方法がおすすめです。

小さい石なら回収している自治体もある

基本的に、石は自治体で回収していません。

渋谷区

石(砂利)、土 は、【ごみではありません】

石(砂利)のごみの分別方法はなんですか。|渋谷区

自治体でごみとして出しても、回収してくれない自治体がほとんどなので注意してください。

しかし、小さく砕いた石であれば、回収してくれる自治体もあります。

土・石はどうしたらよいか

一度に多量にならないよう少量ずつ、週2回の「燃えないごみ」(「燃やすごみ」と同じ収集日)の収集日に、透明または半透明の袋に入れて出してください。

なお、事業所から出るものは、家庭ごみの集積場所に出すことはできません。

横浜市

土・石はどうしたらよいか|横浜市

また、庭石の持ち込みができる処分場を保有している自治体もあります。

石(自然石)は、石積埋立処分場へ自己搬入して処分することができます。

(長さ100cm以下かつ、重量1個あたり300kg以下)- 仙台市

土・石(自然石)、石(人工石)を捨てる場合は、どうしたらよいですか。|仙台市総合コールセンター

このように、条件付きで回収している自治体もあります。
詳細はお住いの自治体にお問い合わせください。

ホームセンターでは基本的に回収していない

石の処分を検討している方の中には、「近所のホームセンターで引き取ってくれるだろう」と考えている方も多いと思います。

しかし、多くのホームセンターでは不要な石・石材の引き取りをおこなっていません。

ネット上では「ホームセンターで石を回収してくれる」といった情報も散見されます。
しかし、大手ホームセンターに問い合わせたところ、いずれも「石の処分は引き受けていない」と回答がありました。

インターネットで引き取り手を探す

最近では、インターネットを使って簡単に個人売買ができるようになりました。
ジモティー、ヤフオク、メルカリなどサイトで募集をかければ、個人間で譲渡ができる可能性があります。

庭石 の検索結果 - メルカリ

「庭石」の中古あげます・譲ります - ジモティー

しかし、どのサイトを使う場合でも

  • 石の移動は個人間で行わなければならない
  • 引き取り手が見つかるまで時間がかかる

という問題があります。

大きな庭石の移動は危険&道具が必要

大きな庭石は見た目以上に重いため、基本的に人の力では持ち運ぶことができません。
石を移動させる方法はいくつかありますが、基本的には基本的にクレーン車を使います。
石の重さによっては玉掛けの免許が必要なため、たとえ引き取り先が見つかっても、石の移動の問題が残ります。

庭石の移動は危険が伴い、大ケガをするリスクがあります。
移動が難しい場合は、無理せず業者に依頼しましょう。

自宅の庭に埋めてしまう

処分方法とは言い難いですが、庭に埋めてしまうのも処分方法の1つです。
しかし、土地の売却を検討しているのであれば、なるべくやめておいた方が無難です。

石は地面の中に残り続けるため、売却後に大きな石が地中から出てくると、トラブルの原因になります。
また、おおきな庭石を埋めた場所に植物を植えると、根が張りにくいため成長を阻害しやすくなります。

回収・処分業者に引き取ってもらう

自力では処分できない大きな庭石は、

  • 造園業者や石材店
  • リフォーム会社(リフォーム時)
  • 解体業者(解体時)

に処分を依頼することができます。

造園業者や石材店に依頼する

造園業者は、植木・石などの資材の仕入れや庭園のデザインなどを手掛ける業者です。
石材店は、墓石や庭園・建築用の石材を加工・販売・施工する業者です。

いずれも庭石を取り扱っている業者ですので、大きな石でも処分してくれる可能性があります。

状態の良ければ無料で引き取りをしてくれることもありますが、引き取り不可の業者もあります。
造園業者や石材店に確認して、回収できるか確認してみましょう。

リフォーム時にリフォーム会社に処分を依頼する

庭のリフォームをする際に、庭石が不要になる場合は、リフォーム会社が引き取ってくれることもあります。
外構エクステリアを依頼する際は、庭石の処分ができるかどうか、見積もり時に相談してみましょう。

解体業者に依頼する

建物の解体などを請け負う解体業者や、廃棄物処理専門の会社でも庭石を引き取ってくれます。
この場合も費用は業者によって違うため、複数社に見積もりを取りましょう。

庭石を買取している業者はほとんどいない

昔は日本庭園や石垣の需要があったため、庭石は買い取られるほど人気がありました
しかし現代では、庭が狭い、または庭がない物件が増えており、需要が減っています。

ほとんどの業者で、庭石の買取は行っていないのが現状です。

ですが、ユニークな形をしていたり希少な石材だったりする場合は、引き取り手が現れることがあります。
参考:メルカリで売り切れ(買取済)となっている庭石一覧

自分では不要な庭石も、必要としている人がいるかもしれません。
石の処分を急いでいない場合は、インターネットで引き取り手を募集してみる価値はあります。

川や山などに捨てるのは法律で禁止されている

山や川、海にはそれぞれの管理者や所有者がいます。
そのような場所に無断で庭石を捨てれば不法投棄になり、罪に問われる可能性があります

廃棄物処理法第25条及び第32条

個人の場合は5年以下の懲役、もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方。

法人の場合は3億円以下の罰金。

廃棄物の処理及び清掃に関する法律 | e-Gov法令検索

公園や田畑など、私有地以外の土の中に庭石を埋めるのも、同じく法律違反となります。

不法投棄をすると厳しく法律で罰せらます。絶対に行わないようにしましょう。

業者に依頼する場合の費用の相場

庭石の処分にかかる費用は、一般的には1kgあたりで30円から60円程度となります。
クレーンなどの重機を使用する場合は、追加で3万円〜5万円程度の費用がかかります。

処分にかかる費用は、

  • 石の状態や種類
  • 設置されている状況
  • 石の大きさなど

によって変わります。

業者に見積もりを取る際は、

  • 石のサイズ(縦横奥行き3辺のサイズ)
  • 石の色や模様の有無
  • 石が置かれている状況(搬出経路の有無)

などを伝えます。
メールなどで写真を送ることで、より詳細な見積りが可能です。

現場調査を伴う見積もりは有料の場合があるので、あらかじめ確認しておきましょう。

詳しい費用相場の見積もりについては、こちらの記事を参考にしてください。

庭石の処分なら信太商店へ

不要な石の処分を依頼するのであれば「信太商店」にお任せください。

信太商店は関東全域(+静岡県)をカバーする不要品回収業者であり、一般的には処分が難しい庭石でも回収を行なっています。

石処分の実績が豊富と明瞭な費用

これまでに信太商店がおこなってきた不要な石の処分実績は以下の通りです。

 

横浜市邸宅内自然石撤去作業

 

春日部市4トン庭石撤去

 

神奈川県庭石撤去作業

信太商店は石の回収をおこなっていない自治体から紹介を受けるほど信頼性があります。

参考:土・砂・石・ブロック・レンガを処理している業者(港区HP)

庭石などを撤去する場合には自宅の敷地まで業者が入ってきますが、そういったときも実績・信頼性に優れた信太商店にお任せいただければ安心だと思います。

なお、石の処分に掛かる費用の目安は、1kgあたり40円です。
他にクレーン等を使用する場合は1日当たり30,000円程度の追加費用がかかります。

コストが気になる方には費用が抑えられるような方法も提案しています。

石処分を依頼する際の流れ【見積り無料】

信太商店に石の処分を依頼する際の流れは以下の通りです。

  1. 電話・メールで問い合わせ
  2. 作業内容の聞き取り
  3. 現地での無料見積もり
  4. 作業日を決定
  5. 当日、作業の実施

信太商店は年中無休で営業をおこなっています。
電話またはメールでも概算の費用を提示できますので、まずは気軽にご連絡ください。

仮に現地調査が必要な場合でも見積もりはすべて無料です。
実際に依頼を受けるまではいっさい費用が掛かりません。

電話番号 0120-937-277
メールアドレス shida@shida-eco.com
見積もり問い合わせフォーム https://www.shida-eco.com/contact

まとめ

  • 大きな庭石は、自治体で回収していない
  • 細かく砕いた石なら回収している自治体もある
  • 大きな自然石を割るには、専用の工具と技術が必要
  • 私有地以外の山や川に捨てると不法投棄となり、法律で罰せられる

さらに、庭石の処分方法として、大きく分けて

  • 砕いて処分する
  • インターネットで募集して個人譲渡する
  • 庭に埋める
  • 業者に引き取りを依頼する

こちらの4つをご紹介しました。

いずれの方法でも、庭石の移動や分割は大変な作業を伴いますので、業者に依頼するのがおすすめです。
なるべくコストをかけたくないという方は、花壇の縁切りや飛び石として活用するなど、再利用する方法もあります。

東京に拠点を構える「信太商店」ではどんな規模の回収業務も受け付けています。
石の処分に困っている方はぜひ相談ください。

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