伐根と抜根の違いは何?費用を安く済ませる方法も紹介!

「伐根と抜根の違いは何?」
「伐根と抜根を業者に任せたいけど費用を抑えたい」

庭の手入れが終わり、木の根だけが残っている状態でこのような悩みをお持ちの方はいませんか?

自力で伐根(抜根)の作業をするのは、大変な作業です。
この記事では、伐根と抜根の違いや、費用を安く済ませる方法を紹介します。

抜根と伐根の違いは漢字のみ

伐根(ばっこん)とは、敷地内にある木の根っこまで全て抜いて処分する事です。
抜根(ばっこん)は、伐根ともいわれ、漢字が違うだけで意味は同じです。

どちらも根っこまで綺麗に抜き取るという意味なので、どちらの言葉を使っても業者にも伝わります。

伐根の作業内容

業者に抜根をお願いすると、以下のような方法で切り株を掘り起こしてくれます。

  • ブルドーザーで掘り出す
  • トラクター付属シリンダー型抜根機で、くり抜くように取り除く
  • 手動抜根機で取り除く

木の根は想像を超える力を持っているので、いろんな方向に強く伸びています。
綺麗に抜く作業は重労働のため、素人の方が行うのは困難です。

そこで、抜根の作業は、基本的に重機を使用して行います。
自宅によって重機が入れない事もあるので事前に確認しておくようにしましょう。

重機が入れなくて人力で行う場合、ノコギリやチェンソーを使って根本から切っていきます。2mくらいの根元でも人力で行うと大変なので人数を揃えておいてください。

木の根元ごとそのまま抜き取るのは難しい作業です。
そのため初めに伐採を行い、その後抜根の作業に移るのが基本的な手順になります。

自力で抜根する手順

見たところ業者に頼むほどでもないようであれば自分で処分したいですよね。
ここからは業者に頼まずに自力で抜根する手順について紹介します。

ただ、正しい手順をしないと根が残ってしまい、何ヶ月後かにまた根が復活することもあります。
自力で作業する方は、以下の手順で進めてください。

切り株のまわりをシャベルで掘る

まずは切り株の周りをシャベルで掘り起こしましょう。
全体的な根の場所を把握するために、全方向から少しづつ掘っていくと把握できます。

木の根の近くには太い根がたくさんあるので、シャベルがなかなか刺さりません。
根に当らないようにするためには、幹の直径の倍ほど離れた位置から堀りましょう。
木の根から離れれば、シャベルを刺して当たったとしても根が細いので、すぐにちぎれます。

ノコギリで根を切る

木の根が見えてきたら、ノコギリで根を切ります。

木の根に使うノコギリ

根を切る際は、根切り用のノコギリを使うと作業しやすくなります。

普通のノコギリの場合、刃に土がついたりして切れ味が悪くなってしまいます。
根切りノコギリであればスムーズに根を切る事が可能です。

木の根を掘り出す

ノコギリで木の根を切っていくと、切り株をグラグラと揺らすことができるようになります。

手で根を揺らす事ができる状態であれば、後は掘り出すだけです。
人力で引っ張って抜ければ良いのですが、なかなか抜けれません。

引っ張っても抜けない場合、頑丈な棒やバールなどを木の根の下に差し込んで、テコの原理を使います。
掘り出すのに力もいらないので簡単に木の根が浮き上がります。

なお、引っ張るときは、後ろに倒れないように注意してください。
ノコギリやスコップが倒れた下にあった場合、大怪我につながります。

抜根を行う時の注意点

無事に木の根が綺麗に取れても、その他でトラブルが起きては自分で行った意味がありません。
事前に注意点知っておく事でトラブルを回避できるので、覚えておきましょう。

障害物があるか

作業する木の根の近くに他の植物がある場合、注意が必要です。
シャベルやスコップが当たって傷つけてしまう事もあります。

また、木の根が思ったよりも成長した結果、建物の下にまで侵入している場合もあります。
その場合建物の下の根までスコップやシャベルで掘り出す必要があるので、建物を傷つけてしまいます。

周りに障害物があり、自分で作業をするのが不安であれば業者にお願いしてみましょう。

害虫がいないか

長年木の根を放置している状態だと、ハチやシロアリが住みついている可能性があり大変危険です。

特にハチは巣を攻撃されたと認識して作業している所に襲ってくる事も考えられます。
日頃からハチが飛んでいて、巣が外に見当たらないときには木の根に気をつけてください。

また、シロアリが出た場合は家の方にも侵入している可能性が高いです。
シロアリが出た際は、すぐに業者に連絡してください。

自力で行うのが難しい場合は業者に依頼を

伐根、抜根は力仕事で注意点もあり素人ではなかなか難しい作業と言えるでしょう。
木の根は上手く取り除けてもハチやシロアリが出てきたら結局業者にお願いしないといけません。

そのため、自分で作業をするのはおすすめできません。

特に木の根が大きいと、作業はもちろん運搬するのも大変です。
そういった場合は実績のある業者にお願いしてみましょう。

伐根と抜根の作業費用を安く済ませる方法

伐根と抜根の作業費用を安く済ませたいなら、複数の業者に見積もりをお願いしましょう。

業者によって作業にかかる費用やスピードは全然違います。

見積もりを見て、作業内容がわかりやすく金額が納得できる業者にお願いするようにしましょう。

伐採後に木を買い取ってもらう

こちらの記事では、伐根と抜根について紹介してきましたが、抜根する前にまずは伐採を行います。

伐採とは、根を残して木を切り倒すことです。

業者に伐採からお願いしているのであれば、伐採後の木を買い取ってもらえるのか聞いてみましょう。
買い取ってもらえる木は以下になります。

  • ケヤキ
  • クスノキ
  • ヤマザクラ
  • イチョウ
  • ヒノキ
  • スギ
  • マツ

見た目は綺麗でも木は腐っている事もあります。
そのため、伐採してからでなければ、買い取ってくれるかは判断できないこともあります。

まとめ

伐根と抜根の違いは、言い方の違いだけで意味は同じです。

木の根を放置しているとハチが巣を作ったり、シロアリが住みつく可能性があります。早めに業者にお願いするようにしましょう。

ご自身で作業する方法もありますが、伐根と抜根以外のトラブルも起きてしまうのでおすすめはできません。

株式会社信太商店では、「見積もり」「処分作業」「代金精算」を全て社員が行なっています。
値段が後で変わることはありません。

まずは、どれくらいの値段がするのか把握するためにも一度ご相談下さい。
伐根、抜根の実績を紹介します。

業者選びに困ったら一度弊社にご相談ください。

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