この記事では上記の疑問を解消するために「蜂の巣駆除に適した時間帯・時期」「蜂の巣を駆除するときの注意点」を解説していきます。
蜂の巣が最盛期を迎えるのは6月~9月の時期です。国内でよく見かけるのはスズメバチ・アシナガバチ・ミツバチの巣ですが、特に危険性が高いのはスズメバチとなります。
結論から先に伝えますと、蜂は気温によって活動する時間帯が変わってきます。日中は動きが活発なので、自分で蜂の巣を駆除するなら気温が下がる夜間・早朝を狙いましょう。
ここでは蜂の生態や蜂の危険性を紹介しながら、安全に対処する方法をまとめています。蜂の巣が大きくなっていたら、無理をせずに専門の業者に駆除を依頼してください。
\被害が拡大する前に!/
(素人でも巣の駆除はできますが、刺されると非常に危険です。)
目次
蜂の巣駆除に最適な時間帯や時期について
まずは蜂の巣駆除に適した時間帯や時期をご覧いただきましょう。
蜂が活動する時間帯に駆除をおこなうと刺されるリスクが上がります。そのため、蜂の動きが鈍化する時間帯を狙うというのが一般的な対処法です。
蜂が活動する時間帯
蜂が活動する時間帯は気温によって変化します。
多くの場合、蜂が活発に動き回る気温は20~25℃前後とされていますので、基本的には日中に活動するケースがほとんどです。
参考:蜂刺され防止対策 (第二報) - -三ヵ年の継続調査結果について|林野庁HP
なお、気温が20℃を下回ると大半の蜂が動きが鈍化します。
気温が20℃以下に降下すると、ハチは活動を停止、越冬状態になる。
引用:ハチに注意!!|沖縄県HP
こうした習性や特徴を考えると、日中に蜂の巣を駆除するのは危険ということが分かります。
蜂の巣駆除に最適な時間帯
蜂の巣駆除に最適な時間帯は、気温が下がる夜間~早朝です。
地方によって日の出・日の入りの時刻は変わってきますが、19時ごろから翌朝5時くらいまでの時間帯であれば蜂の動きが鈍くなっているため、比較的安全に作業がおこなえます。
ただし、蜂は光を目掛けて飛ぶ(攻撃する)といった習性もあります。そのため、辺りが暗いからといって懐中電灯等で蜂の巣を照らすのは危険です。
自分で蜂の巣駆除を試みる場合は、明かりを点けずに巣の場所や周辺状況を確認できる状態でおこないましょう。
蜂の巣駆除に最適な時期
蜂の巣駆除に最適な時期は3月~6月中旬ごろまでとなります。6月下旬から7月以降になると蜂の巣が大きくなり、個体の数も増えるため自分で駆除するには適しません。
蜂さされによる死亡者数は全国で年間約 20 名となっています(労災以外も含む)。中でもス
引用:死亡災害等速報|厚生労働省(長野労働局)
ズメバチは攻撃性も強く、刺された場合は危険な状態に陥ることもあります。草が繁茂し草刈り
の必要な時期(7月から 10 月)が蜂に刺される最も危険な時期と言われています。
上記の通り、7月~10月(蜂の巣が1年の役割を終えるまでの時期)は蜂による被害が多い期間となっています。
専門の業者でも蜂に刺される事故が増えるため、個人で駆除するのは控えてください。
自分で蜂の巣を駆除する場合の注意点
自分で蜂の巣を駆除する場合の注意点は以下の通りです。
それぞれの内容を詳しくまとめましたので、あらかじめぜひご覧になっておいてください。
蜂の巣駆除の危険性を理解する
蜂の巣駆除は危険が伴う作業です。専門業者に依頼すると費用が高くついてしまうと考える方もいますが、色々なことを含めるとプロに任せた方が安全かつ安上がりとも言えます。
- 自分で駆除作業をおこない蜂に刺されて重症化した場合は治療費が掛かる
- 場合によっては仕事を休むことになる
- 一から駆除道具を揃えるとなると1~2万円くらいは必要になる
スズメバチやアシナガバチといった毒性の強い蜂に刺された場合は病院で診てもらうことになります。
診察代や薬代、さらに仕事を休むことになったときのマイナスを考えると「結果として専門業者に頼んだ方が良かった」というケースも少なくありません。
また、安全に蜂の巣駆除をおこなうためには様々な道具が必要です。
防護服(または厚手の長袖や長ズボン)、長靴、軍手、ゴーグルやマスクなどに加えて、蜂の巣用のスプレーやトングを買い揃えると結局は1~2万円の出費となります。
蜂に刺されるかもしれないリスクと1~2万円のコストを掛けるくらいなら、最初からプロに任せた方が良いと言えるでしょう。
蜂の巣駆除は夜間・早朝を狙う
どうしても自分で蜂の巣を駆除する必要性がある場合は、蜂の動きが鈍化する夜間・早朝を狙います。
駆除方法はシンプルで、蜂の巣用のスプレーを噴霧するだけです。この際、風が強く噴射したスプレーが流されてしまうような日は避けましょう。
また、蜂の巣の大きさによってはスプレー1本だけでは足りない可能性もありますので、予備として2~3本は用意しておきましょう。
蜂の巣にスプレーを噴霧すると中から大量の蜂が飛び出てきます。このときに刺されるリスクがあるため、必ず素肌が見えない格好をしてください。
住んでいる場所によっては自治体(市役所や町役場)で防護服の貸し出しをおこなっているところもあります。
防護服(ヘルメット、つなぎ服、手袋、長靴)と駆除用スプレーを市役所生活環境担当と和泉市アグリセンターで無料にて貸出しています。
引用:ハチの巣の駆除について|和泉市HP
防護服の数には限りがありますので、あらかじめ、お電話でご予約していただいてからお越しください。
上記の通り、中には駆除用スプレーまで受け取れる自治体があるため、自分で蜂の巣を駆除する際は一度確認してみましょう。
自分で駆除するのは小さい蜂の巣に留める
自分で蜂の巣を駆除する場合は、3月~6月ごろの小さな巣までに留めておきましょう。
大きな蜂の巣は中に棲息している個体数も多いため危険です。仮に比較的安全とされるミツバチでも大量に刺されれば重傷を負いかねません。
具体的な駆除方法は以下の記事を参考にしてみてください。
補足:巣の中に蜂がいない時間帯を狙うのは危険?
「蜂が巣から出て、外で活動している時間帯を狙うのは危険なのか?」という疑問もあると思いますが、蜂の巣の駆除は蜂自体を退治する必要があります。
特に女王蜂を仕留めないとまた近くに新しい巣を作られてしまうため、巣の中に蜂がいる時間帯(夜間~早朝)を狙った方が良いということです。
蜂の巣駆除に適した時間帯は夜間・早朝|自分で対処できない場合は信太商店まで
「自宅の敷地内に大きな蜂の巣ができている」
「マンションのベランダに蜂の巣を作られてしまった」
「小さな子供がいるため早く蜂の巣を駆除したい」
こうしたお悩みやご要望をお持ちの方には信太商店の利用をおすすめしています。当社は関東一都六県+静岡県に対して蜂の巣駆除サービスを提供する専門業者です。
特殊な場所に作られた巣にも対応していますので、蜂の巣にお困りの方はぜひご相談ください。
- 東京23区を含め関東全域+静岡県に対応
- 都内なら最短30分で到着
- 高所・屋根裏など特殊な場所の駆除作業が可能
- 料金はすべて出張費込み(追加請求なし)
- よく蜂の巣が作られる木ごと伐採して問題を解決
信太商店はオフィス・事業所・個人宅などから排出される各廃棄物の収集運搬業者です。そのほか樹木の伐採・抜根、沈没船の引き揚げ・解体といった特殊な作業も承っています。
上記のような作業を得意とする中で、事業のひとつとして蜂の巣駆除サービスも提供しているところが当社の特徴です。
もともと特殊な場所での作業に対応しているため、高所や狭いところに作られた蜂の巣も迅速に撤去できます。
スズメバチの駆除は50,000円+税、それ以外の蜂はすべて30,000円+税(どちらも出張費込み)となっています。高所作業車を使用しない作業であれば、こちらの料金以外いっさい掛かりません。
ご覧の通り、当社の蜂の巣駆除料金は大きく分けて2つしかありません。あとから追加料金が生じる心配がないため、安心してご依頼いただけます。
蜂の駆除だけでなく「よく蜂の巣を作られてしまう木も切ってもらいたい」といったご要望にも応えられますので、お気軽に担当者までお伝えください。
まとめ
蜂の巣駆除に適した時間帯は、蜂の動きが鈍くなる夜間・早朝(およそ19時~翌朝5時ごろ)です。
蜂は気温によって活動する時間帯が変化しますので、自分で駆除する場合はその日の気温をチェックしましょう。
とはいえ、蜂の巣の駆除は専門業者に依頼した方が安全です。少しでも危険性を感じるのであれば、信太商店までご連絡ください。当社なら即日見積もり・即日対応が可能となっています。