大谷石など自然石の処分方法3選|庭石や石垣の撤去に困ったらプロに依頼

この記事では「大谷石」などの自然石を処分する方法を解説していきます。

大谷石(おおやいし)は栃木県宇都宮市で採掘される自然石の一種で、昔から建築資材として使われているものです。

大きさにもよりますが、大半の自治体では「石材」を一般ゴミとして回収していません。
そのため、大谷石を捨てる際には別の方法を選ぶ必要があります。

ここでは、そんな大谷石を含む自然石の処分方法3選と石材を捨てるときの注意点を詳しくまとめました。

また、合わせて迅速に石材の回収をおこなってくれる専門業者もご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

そもそも大谷石とは?処分費用はいくらくらい?

大谷石とは栃木県の宇都宮市大谷町付近で採れる石材のことを指します。
火山灰などが固まってできたことから石質が柔らかく、加工しやすいところが特徴的です。

大谷石の特徴
  • 加工がしやすいだけでなく耐火性にも優れている
  • 戦後~昭和後期では建築資材として数多くの建物に利用されてきた
  • 風雨による浸食が続くと脆くなりやすい

大谷石は細かい孔が空いている「多孔質」な石材です。
湿気を逃がすという点では優れていますが、長年のあいだ屋外に設置されているものは風雨による浸食が進みやすく、台風などによって崩れる危険性があります。

外壁・石塀・石垣などに大谷石を使っている古い家屋をよく見かけますが、リフォームの際にこうした石材を廃棄したいという要望も少なくありません。

そんな大谷石は多くの自然石と異なり「リサイクルがしづらい石材」なので、ほとんどの場合は建築廃棄物として処理されます。

処分費用の目安は、だいたい1トンあたり30,000円~50,000円程度が相場です。

自分で処分場まで持ち込めば費用を抑えられる可能性もありますが、重機を使わずに数十kg~数百kgの石材を移動させるのは難しいため現実的ではありません。

大谷石など自然石の処分方法3選

大谷石などの自然石を処分する方法として挙げられるのは以下3つです。

それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

廃棄物処分業者に依頼

大谷石を処分するなら「廃棄物処分業者」に依頼する方法がもっともおすすめです。

石材の廃棄や処分といった依頼を取り扱っている専門業者であれば、最短当日に回収をおこなってくれます。

メリット・デメリット
  • 自分がやることは「依頼を出すだけ」なので簡単かつ楽
  • 石材処理に関わる手間や危険性がいっさいない
  • 処分費用は必要となる

石材を自分で処理しようとすると「車を借りる」「石を積み込む」「処分場まで運ぶ」などの手間が掛かります。

また、場合によっては石材を破砕して運びやすくするといった工程も増えますが、道具がなければ石を破砕することもできませんので、結局のところ道具を揃えるコスト・破砕に伴う危険性が生じてしまいます。

処分費用さえ支払えば上記のようなデメリットはなくなりますので、もっとも簡単かつ楽な処分方法と言えるでしょう。

なお、今すぐ大谷石を処分したい、できるだけスムーズにやり取りを終わらせたいという方は、こちらをご覧になってみてください。

メルカリやジモティーで売却・譲渡

処分したい大谷石が少量の場合は「メルカリ」「ジモティー」といったサイトで売却・譲渡する方法が使えます。

メリット・デメリット
  • 処分費用を安く抑えられる
  • 石を発送する手間やコストは掛かる
  • 売却先・譲渡先がすぐに見つかるとは限らない

実際のところ、メルカリに大谷石を出品している方はいます。
また、ジモティーでは大谷石の譲渡を希望する方もいますので、上手くいけば費用を抑えて処分できます。

仮に自分で発送できるくらいの重さ・量(もしくは加工可)であれば、このようにメルカリやジモティーを上手く活用してみましょう。

なお、すぐに売却先・譲渡先が決まるとは限らないため、こちらは時間に余裕がある方向けの処分方法となります。

リフォーム会社・造園業者での回収

近々、自宅のリフォームを検討している方であれば「リフォーム会社や造園業者に相談する」というのもひとつの方法として挙げられます。

メリット・デメリット
  • コストを抑えられる可能性がある
  • リフォーム予定でないと使えない方法
  • すべてのリフォーム会社・造園会社が対応しているわけではない

古くなった大谷石の外壁・石塀・石垣を割安(または無料)で回収してもらえればコストを抑えられます。

「リフォームを予定している」「常に庭のメンテナンスを依頼している造園業者がある」ということが前提になりますが、相談する相手がいる方は試してみましょう。

大谷石など自然石を処分する際の注意点

大谷石などの自然石を処分する際に注意すべき点は以下の3つです。

各注意点の内容を詳しく解説していますのでご覧ください。

燃えないゴミや粗大ゴミとして捨てられる自治体は少ない

大谷石を含め「石のゴミ」を回収してくれる自治体というのはほとんどありません。

石塀や石垣に使っているような大きな石材だとなおさら回収不可となりますので、その点はあらかじめ理解しておいてください。


自動車、オートバイ、タイヤ、ピアノ、自動車・オートバイ用バッテリー、小形二次電池、石、砂、土、 長さ・高さが180センチメートルを超えるもの

引用:渋谷区HP|区で収集できないもの


収集不可 販売店または専門業者に相談

引用:三鷹市HP|ごみの分別表(50音順 あ行)

ご覧のように「石のゴミ」は燃えないゴミ・粗大ゴミとして捨てられないところが大半です。

一部のごくわずかな自治体では石を捨てられるところもありますが、その際にも以下のような条件が設定されています。

一度に多量にならないよう少量ずつ、週2回の「燃えないごみ」(「燃やすごみ」と同じ収集日)の収集日に、透明または半透明の袋に入れて出してください。

なお、事業所から出るものは、家庭ごみの集積場所に出すことはできません。

引用:横浜市HP|土・石はどうしたらよいか

なお、建築物に使われていた石材でも捨てられるのかどうかは自治体ごとに対応が異なりますので、住んでいるところの市役所や区役所に問い合わせみてください。

石も不法投棄の対象となる

大谷石などの自然石でも、河川や他人の土地に捨てれば「不法投棄」の対象となります。(場合によっては自身の敷地内に埋めることも不法投棄となる)

なお、不法投棄が発覚した場合は以下の罰則を受けることになりますので、よく覚えておきましょう。

(投棄禁止)第16条
何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。
(罰則)第25条
5年以下の懲役若しくは1千万円以下の罰金、又はこの併科 ※法人においては3億円以下

引用:八千代市HP|不法投棄は犯罪です

人によっては「自然物である石なら捨てても問題ないのでは?」と考える方もいますが、実際に大谷石を不法投棄して逮捕された事例はあります。

逮捕容疑は、平成27年8月19日ごろ、宇都宮市大谷町の空き地に、大谷石くず、コンクリートくずなどの廃棄物4トンダンプ1台分を投棄。また、9月3日ごろにも同所の谷間に、廃棄物4トンダンプ4台分を投棄したとしている。

引用:産経新聞|大谷資料館オーナーが大谷石を不法投棄 ダンプ計5台分

こちらは大量の大谷石くずを捨てたとして逮捕されていますが、少量であっても犯罪行為には変わりありません。

こうした法律に触れないためにも、石材を捨てる際は専門の処分業者に依頼を出してください。

自分で破砕する際は安全面に配慮する

大谷石を素材として売却する際はケガに注意しましょう。

メルカリなどに出品する場合、大谷石を細かく割って売りたいという方もいると思います。
しかし、石の破砕作業には危険が伴うため、できる限り安全面に配慮してください。

石を割る手間を省きたい、道具を揃えるくらいなら専門業者に任せたいという方は、ぜひ次項をご覧になってください。

大谷石の処分に困っている方は信太商店まで

大谷石の処分に困っている方は、ぜひ信太商店までご連絡ください。

当社は家庭から排出される一般廃棄物から事業用の産業廃棄物まで、幅広いゴミに対応した専門の業者となります。

もちろん石材の処分実績も豊富にありますので、安心してご依頼いただけます。

信太商店の会社情報

事業者名信太商店
所在地東京都渋谷区富ヶ谷2-5-6(本社)
東京都渋谷区笹塚3-44-8(笹塚営業所)
設立年月日平成22年(2010年)4月23日
主な事業内容産業廃棄物収集運搬業、沈没船引き揚げ・解体処分等、一般貨物自動車運送業、リサイクル事業、樹木の伐採および木材販売事業
取引先・一例NHK、防衛省、ヤマト運輸株式会社など多数
許可・免許等【産業廃棄物収集運搬業】
・東京都許可   第1300154938号
・千葉県許可   第1200154938号
・埼玉県許可   第1100154938号
・神奈川県許可 第1400154938号
・群馬県許可   第01000154938号
・栃木県許可   第00900154938号
・茨城県許可   第008011154938号
・静岡県許可   第02201154938号
【特別管理産業廃棄物収集運搬業許可】
・東京都
・千葉県
・神奈川県指令 資循第6002号
【ほか許可・免許等】
・古物商
・一般貨物自動車運送業
・解体工事業
・移動式クレーン免許/小型移動式クレーン/2級建築施工管理技士/フォークリフト/酸素欠乏危険作業主任者など
営業時間受付時間 8:00~20:00
業務時間 24時間対応
電話番号0120-937-277
公式URLhttps://www.shida-eco.com/

信太商店は2010年創業の廃棄物回収・処分業者です。
関東一都六県と静岡県での認可を受けており、石材を処理する上で必要な機材や資格も有しています。

すべての作業を自社スタッフがおこなうため、リーズナブルな料金でご利用いただけるところが当社の強みです。

どれだけ大きな自然石、大量の大谷石でも対応できますので、まずは一度ご相談ください。

信太商店の作業実績

当社ではこれまでに数多くの石材処分をおこなってきましたが、その一部事例を以下にまとめました。

特殊な立地でもクレーン車などを使ってスムーズに石材の撤去をおこないます。
経験豊富なスタッフが伺いますので、作業時間も短くスピーディーです。

また、大谷石など自然石以外の廃棄物もまとめて処分できますので、リフォームや建て替えに伴うゴミを一緒に捨てたいという方におすすめとなっています。

信太商店への問い合わせ方法

当社へのお問い合わせ方法は以下の通りです。
なお、お見積もり時に費用が発生することはいっさいありませんので、お気軽にご連絡いただけます。

電話番号フリーダイヤル:0120-937-277
笹塚営業所:03-6381-6141
問い合わせフォームhttps://www.shida-eco.com/contact
メールアドレスshida@shida-eco.com

ご予算が決まっている場合には当社スタッフまでお伝えください。
お客様の希望に合わせて作業プランをご提案させていただきます。

まとめ

大谷石は古い家屋によく使われている建築資材で、処分する際は専門の業者に依頼を出すことになります。

信太商店は大谷石を含め自然石の撤去実績が豊富な業者です。
即日見積もり、最短当日回収もおこなっています。

石材の廃棄に掛かる手間や費用を抑えたい方は、ぜひ一度お問い合わせください。

おすすめの記事