- 庭の木が育ち過ぎたので切りたい
- 邪魔な庭木をすべて撤去したい
- 自分で木を切る方法を知りたい
当記事では、ご覧のような疑問や悩みを解消するために「庭の木や背の高い木を切る方法」をご紹介していきます。
先に結論から伝えますが、自分で切れる木の大きさはだいたい3~5m程度です。
それ以上に大きな木、もしくは複数の木を切る場合は専門の業者に依頼しましょう。
上記を踏まえた上で、ここでは個人で庭木などを切る手順や必要な道具を解説しています。
また、庭の木を処分する際の費用や注意点についてもまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
庭木や背が高い木の撤去・処分は専門業者に任せた方が安全
冒頭でも伝えたように、3~5m以上の大きな木を切る場合は専門業者に任せましょう。
知識や経験がない方が無理に背の高い木を切ろうとすると「自分がケガをする」「倒れた木によって自宅や隣の家に被害が出る」などの事故が起きてしまうかもしれません。
実際、庭木の手入れをしようとしてケガをするケースは多々あります。
6月15日(木)午後0時40分ごろ熊本県玉名市中(なか)の住宅で、剪定作業などを行っていた、荒尾市の山川雅哉(やまかわ まさや)さん(23)が脚立から転落し、そのはずみで持っていた剪定バサミが腹に刺さりました。
引用:TBS NEWS DIG|剪定ばさみが腹に突き刺さり 20代の男性が意識不明の重体 熊本・玉名市
9日午後2時半ごろ、埼玉県川島町出丸中郷の雑木林で、樹木の伐採作業をしていた前橋市の造園会社社員の男性(24)=同市富士見町=が倒木に巻き込まれる事故が発生。男性は胸部などを強く打ち救急搬送されたが、搬送時に意識はなく、同日に死亡が確認された。
引用:埼玉新聞|男性死亡…チェーンソーで切った木の下敷きに 木の倒れ方が想定外、巻き込まれる
ご覧の通り、作業に慣れた方でも事故に巻き込まれることはありますので、大きな木を切るときには専門業者を頼ってください。
自分で庭の木を切る場合に必要な道具
個人でも切れる大きさの木(3~5m程度)を伐採するときには、以下の道具を準備しましょう。
- 電動ノコギリ(普通のノコギリでも可)
- 剪定バサミ
- ロープ
- 手袋
- ヘルメット
- ゴーグル
- 安全靴
庭の木を切るくらいであれば普通のノコギリでも対応可能です。
もちろん電動ノコギリがあれば作業が楽に進みますので、今後も使う可能性があれば電動ノコギリを購入しましょう。
剪定バサミは枝が邪魔なときに使います。
あからじめ枝を切っておいた方が後片付けが楽な庭木の場合は、先に剪定バサミで枝を切っておいてください。
あとは想定している方向に木を倒すためのロープが必要です。
作業中に木があらぬ方向へ倒れないよう、固定しておくためにも使います。
そのほか、自身がケガをしないように「手袋」「ヘルメット」「ゴーグル」「安全靴」を用意しておきましょう。
自分で庭木・高い木を伐採するときの手順
自分で庭の木や背の高い木(推奨3~5mまで)を伐採するときの手順は以下の通りです。
- 木を倒す方向を決めてロープで固定
- 「受け口」「追い口」の切り込みを入れる
- 慎重に木を倒す
それぞれの工程を詳しく説明していきます。
①木を倒す方向を決めてロープで固定
木を切る場合は、まず木を倒す方向を決めてから作業をおこないます。
スペースがある方に向かってテンションが掛かるよう、木をロープで固定してください。
ロープで固定する際、邪魔な枝がある場合は剪定バサミで切っておきましょう。
②「受け口」「追い口」の切り込みを入れる
木の幹が太いときは、先に「木を倒す側」に切り込みを入れます。
これを「受け口」と呼びますが、切り込みを入れるのは根本から上に10cmほどの場所です。
また、切り込みの深さは幹の1/3程度に留めましょう。
次に反対側へ回り、受け口より少し上あたりに「追い口」と呼ばれる切り込みを入れます。
木が細い場合は受け口・追い口に分けず、倒したい方向に切り込みを入れましょう。
③慎重に木を倒す
受け口の方向に木が倒れるよう追い口の切り込みを入れたら、追い口側から押して慎重に木を倒してください。
なお、受け口に「くの字型」の切り込み(角度30度くらい)を入れると簡単に木が倒れます。
木が倒れたら、残っている根本を掘り返して作業完了です。
このように伐根までおこなう場合は「シャベル」「スコップ」を用意しておきましょう。
庭木の処分に掛かる費用・相場
業者に庭木の処分を任せた場合の費用相場は以下の通りです。
- 3m未満:1万円前後
- 3m~5m未満:2~3万円前後
- 5m以上:3万円以上
処分に掛かる費用は木の大きさや幹の太さによって変わります。
小さな木であれば自ら細かく切って「可燃ゴミ」として捨てられますが、木材を無料回収してくれるかどうかは自治体によって対応が異なるため事前に確認しておきましょう。
なお、自分で細かくするのが難しい場合、自分では運びきれない場合は専門業者に処分を依頼してください。
自分で庭の木を切る・処分するときの注意点
ここからは自分で庭の木を切るとき、処分するときの注意点を説明していきます。
- 切った木を捨てるときはゴミの区分を確認する
- 自分で木を切るときには十分なスペースを確保する
- 風が強い日は作業をしない
自分がケガをしないため、家屋を傷つけないために必要な部分なので、作業前にぜひご覧ください。
切った木を捨てるときはゴミの区分を確認する
自分で木を切り、自治体のゴミ回収サービスに出す場合は「ゴミの区分」を確認しましょう。
【サイズによって異なります】
引用:渋谷区HP|木材のごみの分別方法はなんですか。
30cmを超える場合は【粗大ごみ】としてお出しください。超えない場合は【可燃ごみ】としてお出しください。
【サイズによって分別が変わります。】
引用:渋谷区HP|植木・刈り込み枝(剪定くず)のごみの分別方法はなんですか。
直径10cm未満、長さ50cm未満の場合は【可燃ごみ】として、それ以外の物は【粗大ごみ】として、お出しください。
例えば、東京都渋谷区の場合だと「長さ30cm以上の木材」「直径10cm以上、長さ50cm以上の枝」は粗大ゴミとして扱われます。
長さや太さの基準は自治体ごとに異なるので、自分が住んでいる市区町村のホームページをチェックしてからゴミに出してください。
なお、庭木や植栽などは「そもそも自治体で回収していない」といったケースもあります。
その場合は廃棄物回収業者に依頼することになりますので、あらかじめ費用を計算しておきましょう。
自分で木を切るときには十分なスペースを確保する
自分で木を切るときには必ず「十分なスペース」を確保してください。
自分の身長などを参考にしながら木の高さを計算し「木が倒れてもぶつからないだけのスペースがある」ということを確認した上で作業をおこないましょう。
当然、倒れた木が隣の家や敷地に入ってしまうような作業計画はNGです。
風が強い日は作業をしない
木は思った以上に風の影響を受けます。高いところに枝葉が付いているような木だと余計に風の影響を受けるため、あらかじめ剪定しておくことが大事です。
- 強風によって脚立が倒れる
- 風の力で想定とは違う方向に木が倒れる
- 剪定した枝くずが強風で四散する
風が強い日に木の伐採作業をおこなうと様々なトラブルや事故を引き起こすため、無理をせずスケジュールを別の日にずらしましょう。
補足注意点:伐採前に蜂の巣の有無を確認する
庭の木を切る際には、前もって「蜂の巣が作られていないかどうか」を確認してください。
仮に蜂の巣ができてしまっている場合は先に蜂の駆除が必要です。蜂の巣を付けたまま木を切ると、攻撃されたと勘違いした蜂たちから襲われてしまいます。
なお、スズメバチやアシナガバチといった毒性の強い蜂が巣を作っていたときには、無理をせず蜂駆除業者に作業を任せましょう。
庭木・植木・植栽などの撤去は信太商店がおすすめ
庭の木や植木、植栽などの撤去を考えている方は「信太商店」までご連絡ください。
信太商店は家庭から出る様々な廃棄物の回収だけでなく、庭木などの伐採・伐根作業もおこなっている産業廃棄物回収業者です。
小さな木の処分から大木の伐採まで、各種ご依頼に対応しています。
信太商店の会社情報
事業者名 | 信太商店 |
---|---|
所在地 | 東京都渋谷区富ヶ谷2-5-6 |
電話番号 | 0120-937-277(フリーダイヤル) |
主要取引先 | NHK、防衛省、ヤマト運輸株式会など多数 |
産業廃棄物収集運搬業/営業許可 |
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公式URL | https://www.shida-eco.com/ |
信太商店は東京都渋谷区に本社を構える産業廃棄物回収業者です。
一般家庭や事業所、企業などから排出されるゴミの回収や不要物の撤去作業などを幅広く受け付けています。
事業内容の中には庭木の伐採・伐根・処分も含まれていますので「自分では切れない木がある」「育ち過ぎた庭木を切ってもらいたい」といった場合は、当社までお気軽にご相談ください。
信太商店の実績|木を切るだけでなく伐根にも対応
信太商店ではこれまでに数多くの伐採・伐根作業をおこなってきています。
10m以上の大木、狭くて作業ができない立地、重機が必要となる伐採作業など、当社は様々なシチュエーションに対応しております。
また、そのほかの不用物(植栽や植木、庭石等)もまとめて片付けてほしいといったご要望にもお応えしていますので、まずは一度お問い合わせください。
信太商店の問い合わせ先|お見積り・ご相談はこちらから
当社の連絡先は以下の通りです。
電話番号 | 0120-937-277 |
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メールアドレス | shida@shida-eco.com |
問い合わせフォーム | https://www.shida-eco.com/contact |
お見積りは完全に無料です。
現地調査が必要な場合でも出張見積もり費用などは一切かかりません。
また、当社では予算に合わせて適切なプランをご提示しますので、金銭的な相談があればお見積り時にお伝えください。
まとめ
自分で庭の木や背の高い木を切る方法、必要な道具、注意点などを詳しくご紹介してきました。
一見簡単そうに感じられる木の伐採作業ですが、慣れていない方だとケガをする危険性があります。
実際、木の伐採作業中に事故が起きるケースは多々ありますので、無理をせず専門の業者を頼りましょう。
関東全域または静岡県にお住まいの方で、木の撤去にお困りの場合はぜひ信太商店をご利用ください。