- クリーニング店を営んでいたが閉業に伴い機械一式を処分したい
- コインランドリーの閉店に伴い業務用洗濯機などを処分したい
- クリーニング関連の機械を処分する方法を知りたい
クリーニング店やコインランドリーを閉店する際は様々な専門機械を処分することになります。
ここでは、そんなクリーニングに関連した機械(業務用洗濯機・乾燥機・掃除機など)の正しい捨て方や処分費用を分かりやすくまとめてみました。
また、大型の洗濯機や乾燥機の処分におすすめの不要品回収業者もご紹介していますので、ぜひ最後までご覧になっていってください。
目次
クリーニング店やコインランドリーの不要な機械の処分方法
クリーニング店やコインランドリーから出る不要な機械の処分方法は全部で3つあります。
それぞれの内容や注意点を簡単にまとめたので参考にしてみてください。
①中古買取の専門業者に依頼する
業務用の洗濯機や乾燥機、またコインランドリー内を掃除するための掃除機や店内に設置してあるエアコンなどは「中古機器」の買取専門業者で買い取ってもらえる可能性があります。
特にまだ新しい機械であれば高い確率で売れますので、まずは一度見積もりを取ってもらいましょう。
年式が古く値段が付かないものでも、売れる機械と合わせれば無料回収してくれるかもしれません。
②同業者へ譲渡や売却をする
知り合いに同業者がいる場合は「譲渡」「売却」を検討してみましょう。
業務用の洗濯機や乾燥機は安い買い物ではないので、譲ってくれるなら欲しいという方もいるはずです。
また、売却する際は同じ製品の中古相場を調査し、相場より安い価格を提示すれば上手く買ってもらえるかもしれません。
なお、同業者でなくとも自宅や事業所で業務用の大型洗濯機・乾燥機を使いたいという方はいます。
ジモティーなどのネットサイトを使って引き取り手を探すのもひとつの手です。
③産業廃棄物回収業者に引き取ってもらう
年式が古く中古品としても需要がない機械に関しては、「産業廃棄物回収業者」で引き取ってもらうしかありません。
というのも、クリーニング店やコインランドリーで使用していた洗濯機や乾燥機はすべて産業廃棄物扱いになります。
そのため、各自治体では回収してくれません。
(当然、粗大ゴミとして出すことも不可です)
クリーニング店やコインランドリーの閉店に伴い、機械一式を丸ごと処分する場合、不要品回収業者に頼むしかありません。事前にどれくらいの費用が掛かるのか調べておきましょう。
業務用洗濯機や掃除機などクリーニング機械の処分費用
ここからは業務用洗濯機や乾燥機、掃除機などクリーニング機械の処分費用や相場を解説していきます。
捨てたい機械の種類や重量によって費用が変わってきますので、参考にしてみてください。
買取や下取りの場合は処分費用がタダ
まだ使える業務用洗濯機・乾燥機・掃除機・店内のエアコンなどであれば、買取や下取りに出すことで処分費用がタダとなります。
今後もクリーニング店やコインランドリーを継続するために各機械を買い替える場合は、ぜひ買取や下取りを検討してみてください。
事業を継続しない場合でも各機械を買い取ってもらえれば、閉店時に掛かる諸費用の足しになります。
回収の場合は処分費用がバラバラ
もう使用することがないクリーニング関連の機械を回収してもらう場合は、機械の種類・重さ・数などによって処分費用が変わってきます。
とはいえ、業務用洗濯機を処分するときの費用や相場は決まっていません。
そのため、回収を依頼する業者によっても金額は変動します。
ここではひとつの目安として粗大ゴミの回収料金を参考に計算してみますが、仮に大型の家電を捨てるときの料金は「10kgあたり200円」くらいです。
業務用洗濯機の重さは少なくとも500kg~600kg程度ありますので、単純に計算しても1台1万円以上の処分費用が掛かります。
この費用に機械を移動させる人件費、機材費、運搬費などがプラスされるというイメージです。
さらに運び出す機械の数が増えれば必然的に料金も上がります。
補足:クリーニング店の立地や規模によっても処分費用は変動
不要品回収をおこなう業者の作業車が店舗の目の前まで入れないような立地の場合、また処分する機械が極端に大きい場合は処分費用が変わってきます。
例えばクレーン車を使用しないと運び出せないようなケースでは別途料金が掛かるといった形です。
このあたりに関しては事前の見積もりで把握できますので、あらかじめ業者に作業内容を確認しておきましょう。
業務用洗濯機の買取相場について
クリーニング店やコインランドリーを閉業する際、もっとも処分に困るのが業務用洗濯機です。
しかし、そんな業務用洗濯機でも年式が新しく、中古品としての需要が高ければ買い取ってもらえるケースが多々あります。
業務用洗濯機(メーカー) | 参考買取価格 |
---|---|
洗濯乾燥機Mサイズ(TOSEI) | 20~30万円 |
ドラム式洗濯機(山本製作所) | 10~15万円 |
洗濯乾燥機130Lサイズ(エレクトロラックス) | 5~6万円 |
あくまでこちらは参考価格となりますが、状態が良ければ同じような金額で売れる可能性があるということを覚えておきましょう。
もちろん中古品買取業者では、この他の種類やメーカーのものも取り扱っています。
クリーニング店の機械を処分するときの注意点
ここからはクリーニング店の機械を処分するときの注意点をご紹介していきます。
業務用洗濯機や乾燥機は、適切な形で処分しないと事業者の責任になりますので、こちらの内容をよくご覧になっておいてください。
クリーニング店の機械は粗大ゴミに出せない
エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機は「家電リサイクル法」に基づく家電4品目となっているものの、業務用として使われていたものは対象になりません。
つまり、クリーニング店やコインランドリーの業務用洗濯機・乾燥機はリサイクル対象外ということです。
事業所から排出される家電4品目は産業廃棄物になります(一般廃棄物ではありません。)。
引用:リサイクル料金 一覧表|家電リサイクル券センターHP
また、事業目的で使用した機械類はすべて「産業廃棄物扱い」となります。
これは業務用洗濯機・乾燥機なども例外ではありません。
そのため、業務用の中では小型の洗濯機だったとしても粗大ゴミ回収に出すことはできません。
ちなみにこれはどこの自治体でも同じ条件となっています。
各自治体の廃棄物処理場でも業務用洗濯機を回収しているところはほぼない
自治体(区市町村)によっては自分でゴミを持ち込める施設もありますが、そういった廃棄物処理場でもクリーニング店に置いてあるような業務用洗濯機の回収は行っていません。
下田市内の家庭から排出されたごみ、事業所から排出されたごみで産業廃棄物以外のごみ(一般廃棄物)は、清掃センターに自己搬入することが出来ます。他市町村で発生したごみ、産業廃棄物や処理困難物は持ち込むことはできません。
引用:清掃センターへのごみの持込について|下田市HP
こちらは静岡県下田市のHPから抜粋した文章となりますが、ご覧の通り産業廃棄物は持ち込み不可となっています。
なお、全国すべての自治体に存在する処理場を調査すれば、対応可という施設が奇跡的に見つかるかもしれません。しかし、その施設が産業廃棄物収集業者として認可を受けているかどうかは不明です。
廃棄物の処理を他人に委託することができますが、その場合も自治体が許可をした運搬業者
に運搬を、同様に許可のある処分業者に処分を、それぞれ委託しなければなりません。委託する場合には、何よりも、その廃棄物について許可を受けている運搬業者及び処分業者と事前にそれぞれ委託契約書を取りかわすことが法律上必要です。
引用:産業廃棄物を排出する事業者の方に|産業廃棄物処理事業振興財団
産業廃棄物の回収や処分を依頼するときは、業者側と法的な契約を結ばなければなりません。
この際、無認可の業者を選ぶと正式な契約書が受け取れず、その後にトラブルが発生した場合は「排出事業者(自分)の責任」となります。
こうした理由からも、各機械を回収する業者選びは非常に重要となります。
補足:業務用洗濯機は販売元に回収してもらうことも難しい
コインランドリーで使用している業務用洗濯機は販売元で回収してもらうことも難しいので、処分するときにはやはり不要品回収業者(=産業廃棄物収集の認可済み業者)を利用するしかありません。
なお、長年同じメーカーを使っていて「買い替えのために回収を依頼する」のであれば受け付けてくれるかもしれませんが、これは万人が利用できる方法ではなく稀な手段と言えます。
クリーニング店の機械を処分するなら信太商店がおすすめ
クリーニング店やコインランドリーを閉めることになり、業務用洗濯機や乾燥機の処分に困っている方は「信太商店」までご相談ください。
当社は各自治体から認可を受けて営業をおこなっている産業廃棄物収集運搬業者です。
関東(+静岡県)からの依頼であれば、どこでも迅速に駆け付けます。
信太商店の会社情報|認可済みの産業廃棄物収集業者
事業者名 | 信太商店 |
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所在地 | 東京都渋谷区富ヶ谷2-5-6 |
電話番号 | 0120-937-277(フリーダイヤル) |
主要取引先 | NHK、防衛省、ヤマト運輸株式会社、JAXA、海洋研究開発機構など多数 |
産業廃棄物収集運搬業/営業許可 |
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公式URL | https://www.shida-eco.com/ |
信太商店は一都六県に加え、静岡県での認可を受けて産業廃棄物の回収をおこなっている専門業者です。
他社では断れるような「処理困難物」の扱いに長けているところが当社の特徴となっています。
もちろん産業廃棄物の処分に伴い必要となる書類もご用意できますので安心してください。
また、信太商店ではお客様の予算などに合わせて作業内容を提示しています。
まずは「業務用洗濯機や乾燥機の処分にいくらくらい掛かるのか知りたい」という場合でもお気軽にご連絡いただければ幸いです。
信太商店の処分実績|鉄くずは買取が可能
当社では様々な重機や専門スタッフを揃え、大型印刷機械の解体やエレベーターの解体といった作業もおこなっています。
クリーニング店やコインランドリーから排出される機械や機材の回収であれば短時間で作業が完了しますので、できるだけ早く処分を済ませたいという事業者様にもおすすめです。
〇群馬県前橋市大型ドットプリンター撤去作業
〇東京都葛飾区大型印刷機解体撤去作業
費用に関してはご依頼内容によって変わりますが、あらかじめ正確な見積もりをお出しすることが可能です。
また、当社ではリサイクル事業をおこなっていますので、他の不要品回収業者で鉄クズ扱いされ買取不可となった機械や機材(ボイラーなど)でも買取ができます。
ちなみに鉄クズは1kgあたり15円、ステンレスは1kgあたり140円が買取相場価格となっています。
不要品の処分費用と合算すればそれだけコストも抑えられますので、同様のご要望があればお伝えください。
信太商店への依頼方法や問い合わせ|見積もりはすべて無料
当社では以下の方法からのお問い合わせを受け付けております。
電話番号 | 0120-937-277(フリーダイヤル) |
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メールアドレス | shida@shida-eco.com |
見積もり問い合わせフォーム | https://www.shida-eco.com/contact |
お問い合わせ時には「処分してもらいたい機械の種類・数」「年式や状態」などをお聞きします。
そのため、あらかじめ情報がまとまっているとスムーズな見積もりを提示できます。
また、実際に店舗まで見積もりに来てもらいたいという場合も対応可能です。
現地で見積もりをおこなったとしても料金は発生しません。
ほかの業者では見積もりが高すぎて困っている事業者様は、ぜひ信太商店までご連絡ください。
まとめ
クリーニング店やコインランドリーから排出される業務用洗濯機や乾燥機の処分方法や処分費用などを詳しく説明してきました。
業務用として使っていた洗濯機や乾燥機はすべて産業廃棄物扱いとなります。
産業廃棄物の処理には正式な認可が必要となりますが、信太商店は各自治体から認可済みの専門業者ですので安心してご利用いただけます。
クリーニング店やコインランドリーの閉店に伴い各機械の処分にお困りの方は、ぜひ一度当社までご相談ください。