今週のボート解体は法政大学戸田艇庫にて。要らなくなったヤマハのSRVというボートの処分。漕艇部の付添用には確かに大きい。
船外機のためまずはモーターを取り外し、バッテリーを取り外し、イケスなどに水が入ってないか確認してからクレーンでトラックに積み込ました。
このクラスのボートですと半日で作業完了です。
商売の関係上緊急の工事が入る場合が多いため、休日といえども中々遠出が難しいので最近は美味しいとんかつ屋さんを求めて東京都内も散策しています。
今回は近場ですが渋谷の「かつ吉」。「蓬莱亭本店」の近くにあるのですが渋谷以外の方に間では「かつ吉」のほうが知名度が高いようです。
お店は無垢の床柱を再利用して使った内装や呼び鈴が本物の鈴などこだわりが感じられる店内でした。
肝心のとんかつは「普通」でした。ほんとどこにでもあるとんかつ屋さんの味。ただ付け合わせの味噌汁が赤だしなど随所にこだわりがありますが・・・。でも全体的にこの感じ女の子は好きかも。
やはり今までの中で一番は「井泉本店」ですね。ここは何年も変わらない味で注文から料理が出てくるまでが非常にテンポが良いんです。それはオープンキッチン型だからこそなんですよね。常に料理人がお客様の食事の進み具合を見て進行していく・・・これは私の仕事でも同じ。常にお客様、周囲の状況を見て作業の指示をしていくことにつながります。そんな仕事でのヒントも外食では得られます。以上最近の休日の過ごし方でした。
東京タワーでお仕事。金庫の上に乗っているのは人間です。さすがにこの大きさになると壊していくうちに飽きてきます(笑)
これくらいの金庫だと安全のために細かく解体してエレベータに余裕を持って搬入できる重さにします。
タワーの営業時間が終わった深夜に作業を始めて明朝終わらせる感じで1台解体。今回は2台あったので2日連続で作業させていただきました。
重量物を扱う他の運送屋さんなんかだとかなり人数入れて運び出し行うのですが今回は私と他1名でやらせていただきました。
タワーの開業年に近い年数が経っている金庫を作った当時の様子を外観などから想像して、その当時の製造技術に合わせた解体工具で壊していくのは私が持っている職人技が使えるので楽しいです。
先々週くらいまで例年よりも忙しくない日が1週間ほど続いたのですが暇だと思ったのは幻でした・・・・忙しい。
最近、建築業界は分野によって好景気なところもありその好景気に乗ろうと新興の建設業者が次々と立ち上がっているため、廃棄物全般と内装解体を取り扱う我が信太商店にも新規顧客が次々増えてます。ただ新興の建設業者は出来ては潰れてを繰り返すので代金決済だけ注意です。そこは元バンカーの経験(例えば出入りの業者から取引推移を聴くなど)を生かして顧客を見極めるので今までのところ代金未収はありませんでした。
おかげさまで業容も日々拡大傾向ですが、今まで通り調子に乗らないでやっていきます。
写真は本日の夕食湯島「井泉本店」のとんかつ。小学生のころから通っている店です。
知っての通り高校時代は弓道でインターハイ選手として活躍、大学ではムエタイを中心にさまざまな格闘技を習得したのですが、球技についてはどれもセンスを発揮できませんでした。
ただ、今からムエタイで試合に出るにはあまりにも会社的にリスクが高いので今年の夏から本格的にゴルフスクールに通って習得を目指しています。
今まで写真にあるPINGのアイアンセット(バンカー時代の上司からの頂き物)を使っていたのですがこれからのレベルアップも考えてちょっとグレードの高いアイアンを購入予定。
弓道もムエタイも体格や天才的なセンスはなかったのですが日々の練習で少しずつうまくなっていったのでゴルフも努力で必ず習得して見せます。娯楽としてのゴルフではなく競技としてのゴルフです。
昨日作業させていただいたお客様と作業後に談笑していたのですが我が社を選んで頂いた理由が「商店という名前がレトロでいい」でした。結構この理由で選んでいただいている方、多いんじゃないでしょうか。個人向け事業(金庫の鍵開けや伐採作業など)を利用されている方の8割以上は高齢の方が多いです。高齢の方からすると横文字の会社より「商店」という名前にはなじみがあるのだと思います。
また、私の格好も写真のような前掛けをしての登場なので「なつかしい」と声を頂きます。ちなみにこの写真の前掛けは見た目は新しいですがかなりの年代物です(樽問屋自体が今ないです)。
これからも年配の方に安心できるサービスを提供できるように努力していきます。まずは私の早口を直さなければ(笑)
今日は私は事務作業のみのため洗車もついでにやってます。
廃棄物処理業者の車って汚いのが当たり前になってますが、私はそれがすごく嫌なのでいつも車はピカピカに保ってます。
特に建設系廃棄物を積む車は他社がかなり汚いので特にきれいにしてます。また、特殊車両については洗車時に色々な点検も出来るので事故防止にもつながります。
信太商店の従業員の人事考査の項目の多くは整理整頓。仕事が出来ても整理整頓が出来ない方にはボーナスを支給しないほど徹底してます。
昨今非正規労働者の増加が社会問題化していますが我が社もこの問題に思いっきり直面してます。端的に言うと正社員が中々定着しません。
私一人で創業して4年目、従業員の数は非正規も入れたら10人程度になり、ある程度キャパの大きい仕事も対応できるようになりました。ただ、大きな現場を支えるのは非正規のメンツ。熟練の正社員が少ないのです。
当社の売りはクオリティーの高さなので大きな現場では私を含めて正社員全員が総出で対応しています。
「正社員になりたい」「安定した仕事をしたい」とうちに入ってくるのですが結局は1年程度で辞めていくのがほとんど。理由も「仕事についていけない」「家族の問題を抱えている」「お金の問題を抱えている」など様々。
まあ中途で採用していて年齢を関係なく採用するように採用担当者に指示しているので仕方ないのですが、さまざまな問題抱えてますね。私が銀行に就職した時みたいに身辺調査もありませんしね(笑)肉体的にダウンするなど支えられる問題ならいいのですが、家族の問題とか会社ではサポートしきれない部分があります。でもそういう社員に限って仕事できるんで何とかしてあげたいって考えてしまう・・・。
人事労務問題はほんと難しいですね。事業展望は4年目してにようやく出来上がってきて売上も右肩上がり・・・後は人事問題ですね。久しぶりに「言志四録」を読んでヒントをもらいます。
最近、外国人の方から色々と仕事を頂くことが多いのですが(主にはDIYで家を改装したりして廃棄物が大量に出てしまった等で)、共通してよく言われるのが「あなたは日本人ぽくない」と言われます(外国人の方の対応はもちろん海外留学組の私が対応)。
何でも外国人の方からみた日本人は判断が遅く、決められない人種らしいです。私が電話でご相談を受けてその場で料金や、日にちを決めてしまうのは珍しいとのこと。もどかしさを感じずに頼めるので色々相談してしまうそう。
確かに私が銀行員として働いていた時、金融業特有の顧客対応のスピード感や決断力はほとんど必要ありませんでした(私が留学中にホームステイしていた先が銀行員一家だったのでそこでのイメージ)。出世に必要なのは上司への根回しや、責任を負わないためにどのようにすればよいかなどの内向きな考え。
私の場合、就職面接時に3年程度で辞めさせてもらいたい旨を伝えて採用されている(他の銀行ではこの時点で落とされました)のと、転職や起業を念頭に日々働いていたのでかなり自由に仕事してました。一緒に働いていた上司からしたらヒヤヒヤだったかもしれません。
幸い、顧客である経営者に恵まれたこと、上司や同僚に自由に仕事をさせてもらったことで起業する自信をつけることが出来ました。もちろん日本的なマーケティングもこの間に学びました。
私が行っている廃棄物処理業ってただのガテン系の仕事ってイメージありますが実は顧客の廃棄物を確実に処理するサービス業なんですよね。顧客のことを考え、顧客のためになるサービスを提供することを日々考えていきます。