ソテツ。感じで書くと「蘇鉄」です。
日本固有種だった気がします。
千葉県の東部ではよく庭木で植わっていますね。樹齢数百年が当たり前の木なので植木屋さんでは「最強の植物」として知られています。
塩害も関係ありません。
あとその名の通り、錆びた鉄くぎとか近くに置くと元気になります。
窒素、リン酸、カリが植物を育てる土壌の条件ですが窒素が要らない植物です。あったほうが良いと思いますし、大抵窒素が入っているので良いのですが、それくらい過酷な場所でも大丈夫です。
弱いのは寒さくらいですね。
名前が「蘇鉄」なので製鉄所とかスクラップ工場の方にノベルティで差し上げたらわかる人は喜びそう。
木の高さや重さの計算方法
続いてよくある質問の木の容積と木の高さを知りたいというもの。
木の高さは実は簡単に分かる方法があります。
先ず自身の右手でも左手でも良いので地面から45度斜め上に傾けます。
多分耳の横あたりまでは腕が上がると思います。
その状態で高さを知りたい木に近づき45度に傾けた腕の先。延長線上に木の一番てっぺんの部分が重なるようにする。
重なった場所の足元に目印を置き、メジャーでその目印がある場所から木の根元までの直線距離を測る。
その測って出した距離が木の高さとほぼ同じになります。
結構簡単に出ますよね。
つぎに容積の求め方。
木は高くなるにつれて細くなっていくのでその細くなる部分の事を検討しなければ容積の求め方はシンプルです。
木の幹の直径×木の高さ×0.8となります。この0.8は幹が丸いので四角い場合と比べ20%ほど面積が欠けるため0.8を掛けます。
例えば直径50㎝、高さ10mの木の場合0.5×10×0.8=4となります。容積は約4㎥となります。
木が細くなることを考えると経験上更に0.5~0.8程かけます。これは樹種によります。樹種によっては高い場所でも幹の直径が変わらない木もありますので。
更に木の重さを出したい場合はこの求められた容積に、樹種ごとの比重をかけてあげます。
比重は水1に対しての比重となります。
例えば杉やヒノキですと水1に対して約0.5となります。一方ケヤキやクスノキですと水1に対して0.8くらいはあります。
外国材ですとたまに水1に対して1.2とかのものもあります。
ここまで説明しましたが分からなければ現場でお電話いただければご説明いたしますのでお電話でもメールでもいただければと思います。
石の重さの計算方法
今回はお仕事の話です。
前からよくご質問いただきます一つに「石の重さをどのようにすれば計算できるのか」というのがあります。
こちらは信太商店にご用命頂かなくても趣味的に教えてほしいという方からもたまにお問い合わせいただくので経験から基づいたある程度正確に重量が出る方法をお伝えいたします。
石の重さを計るにはまず容積の計算を使う
対象となる石を上から見てまず面積を出してみてください。平らな部分の面積で結構です。その後石の高さを掛けてください。
例えば縦横が50㎝×100㎝の石ですと面積は0.5㎡になります。高さが40㎝あったとしたら0.5×0.4=0.20㎥であることが分かると思います。
そして大抵の石は丸かったり角が取れてますので0.20㎥に0.8を掛けてください。こちらは角が取れていたり、丸くなってなくなっている部分を面積から20%引くという意味です。
すると0.16㎥になると思います。
こちらが石の容積になります。そしてこの石の容積に石の比重を掛けます。
石の比重とは水に対してどの程度重いかということです。大抵の石は水より重いです。関東でみられる石は大抵比重が水1に対して2.5ほどあります。
その比重を掛けてみましょう。
0.16×2.5で0.40となります。この0.40が石の重さになります。
単位はtになるので0.40t。つまり400㎏となります。
信太商店に依頼する際はここまでお客様で計算していただく必要がありません。
基本的には石の写真を先ず頂きたいです。理由としては石の種類を知るためです。関東でみられる石では「伊豆石」や「四国赤石」「鞍馬石」「秩父青石」「三波石」「多胡石」など色々な地域の石がありますが写真である程度判断して比重を割り出します。石の種類によってはかなり比重が異なりますので色が分かるように写真を撮っていただきたいです。
つぎに石が置いてある場所から道路までの距離。
こちらはクレーンが使用できるのか、どの程度の移動距離が必要なのかを知るためです。
石は5m移動するだけでもかなりの重労働になるため道路から近ければ近いほど簡単です。
最後に石のサイズです。これは石が大きすぎで近づくのが危ないなどありましたら隣に自転車とか煙草の箱とか大きさが分かる物でもおいてもらって写真を撮っていただければ結構です。
その他クレーンを使う際に架線(電線)がないかなど余裕があれば見て頂きたいです。
あとのご不明な点はメールでも電話でもいただければお答えいたします。
玄葉さんとこの酒
昨日の酒は福島県田村市の玄葉光一郎議員の親族が経営している玄葉本店の「あぶくま」。
石高が少ないので東京ではまず見ないと思います。しかも田村市までのアクセスが悪いので手に入れるには大変。
常温で頂きましたがすっきり美味い。美味い酒はやっぱり常温ですね。常温で美味い酒は何しても美味いはずです。
新潟の酒も良いですが今年は福島の酒を発掘してみようと思っております。
静岡名物を巡る旅
三食外食は珍しいのですが昨日の作業は前日より静岡入りでしたので朝昼晩と静岡名物めぐりとなりました。
現場の前には「志太系」と言われる志太地区に多い朝ラーメンの店の一つで朝食、昼食は現場近くの吉田町にある静岡うなぎ漁業協同組合の直売所で国産うなぎ弁当。現場終わって帰り際は静岡のご当地ファミレス「さわやか」で夕食。
最後は用宗みなと温泉で温泉とサウナ入って充実感を感じながら翌朝千葉の製材所に木材を取りに行くために東金にある別荘に深夜移動。充実しています。
特筆すべきは「さわやか」の接客。昼に半分締め切られた倉庫の中で重量物の撤去作業を行っていて半分脱水症状気味でお店に入ってお水を頂い瞬間に飲み干してしまったのを店員さんが見てすかさず次の一杯を別のグラスで持ってきてくれて、その後飲み干したというタイミングで次の一杯をつぎに来てくれ、ご飯を食べた瞬間にコーヒーを持ってきてくれるという全てのタイミング良すぎて驚きました。まるで石田三成の「三献茶」です。
今回お邪魔した焼津は家康の鷹狩の地(三献茶も鷹狩の話)でもあり、歴史ある街で素晴らしい接客を久しぶりに受けちょっとうれしい気分になりました。
重量物撤去で使うジャッキの選定
月曜日の話になりますが重量物屋さんにはおなじみの「今野製作所」へ。
最近重量物屋さんの世代交代や廃業が多いようで信太商店への重量物撤去の依頼が増えており、対応力強化のために新しい重量ジャッキを購入する予定。
安いものではないので今野製作所さんのデモスペースで一つ一つ試しながら選んでいきます。このようなデモスペースがないと正直買う勇気は出ないお値段なので助かります。
今まで角材とかでジャッキアップした荷物を保持していましたがプラスチック製の保持台なども新規で導入して見た目からスマートにしようと考えております。
重量屋さんには技術力では後れを取るため、道具の性能である程度カバーしていきたいと思います。
2週連続
お客様より木材のオーダーがあって、山武杉が価格的にも強度的にも魅力的な為、東金の鈴木製材所へ。鈴木製材所は東金インターからもアクセスが良い場所にあり、いつもお世話になっている製材所。
最近都内で木造戸建てを見ているとあんまり良い材を使ってないので施主さんが可哀そうになります。
山武杉を使った国産木材の家とか、大手のハウスメーカーでは仕入れルートがないため建てられないですが信太商店にご相談いただければ市場で木材の仕入れ、製材所で製材してプレカットとか、本物のオーダー住宅を建てられます。
うちはハウスメーカーではないのでコーディネートになりますがお気軽にご相談ください。
さて、鈴木製材所に行くと何かしらやっててその日は5トン近い石の移動作業をお手伝いしました。まあ普段の仕事が生きるやつなので全く苦はないですが。
そして昼はもちろん「和泉食堂」。不動の人気の「チキンカツ定食800円」ここは質も良いし、味も良いです。
揚げ物がべちゃべちゃしないようにフライのお皿に網も採用したみたいです。日々進化する田舎の食堂。素晴らしい。
福島を巡る旅
今回の福島第一原発への視察では気持ちはネガティブになったし、当時原発の現場にいたら自分ならどうしただろうと考えましたが、これから30年以上、廃炉作業にかかると考えると30年は続く事業があるとポジティブにも考えられました。
福島事業を立ち上げるなら今年度中にリサーチして早い段階で動こうと思います。なんか可能性しか感じない土地でした。ちょっと前の北海道に似てるかな。
写真は楢葉にある利用料無料のコワーキングスペース、Wi-Fiも無料でテレビ会議も出来る仕様になっていて本気で夏はここで仕事しようと考えました。
あとは浪江で食べた「浪江やきそば」。もはや焼うどんかというくらい太麺でしたが美味かった。
ラーメンの写真は田村市というところにあるラーメン店。名前は忘れましたがかなり有名な店らしいです。平日の午前中しかやっていないという地元の方の利用とか、夜しか来れないお客様の事を全く無視するスタイルが素敵。
福島第一原発へ
一昨日より福島第一原発へ視察に行ってきました。原発内部の写真はセキュリティ上、東電の方が撮ったものを後日送って下さりますのでまたアップします。
昨日は震災遺構の「請戸小」へ。ここは海抜が低いところに住宅と小学校がありました。
教員の方の機転で幸いにも小学生全員が助かったそうですが、小学校の一階はめちゃくちゃになっています。
捜索に来た自衛隊員や消防隊員、地元の方の当時の寄せ書きの黒板がすごく心に響きます。
また請戸小の当時の生徒が10年後に書いた故郷への手紙「浪江を忘れないで」が私の中ではこれが一番心を動かしました。
福島の県民性、やはり素晴らしい。忍耐強く他人のせいにしない。
廃炉作業はこれから30年。信太商店では福島の為に何が出来るだろうか、そして信太商店は福島で何かやれるとも思った今回の視察になりました。
横芝の名店
夏至のこの時期って好きな季節です。日が長くて外で活動できる時間が長いのでなんか得した気分になります。外での仕事もこの時期は長く時間が取れるのでちょっとうれしいです。
さて、昨日は長南町のB&G海洋センターがプール開きということで初訪問し1,000メートル。水質が良いですし、ほぼ貸し切りです。
午後はホームコース行って日没近くまでアプローチ練習。仕事が忙しくて2ヶ月ぶりくらいの訪問で、感覚を取り戻すのがやっとでした。ゴルフは毎週やらないと感覚を取り戻すまでが大変です。
帰りは横芝の「和泉食堂」。この地域では人気の食堂です。
時期的には初鰹。ゴルフ場にもホトトギスがいて、ついこの一句を思い出しました。
「目には青葉、山ホトトギス、初鰹」。この地域だと山も近くて青葉の青さ、山の青さ、ホトトギスの鳴き声、全て揃っています。
東京のすし屋で食べる鰹も良いですが季節を感じられるこの地域のこの食堂で食べる鰹が特別美味いです。
ちなみにコロナの時期しばらくは土曜日休みでしたがいまは土曜日営業しているみたいです。
千葉県の東部から重量物撤去のお仕事とかくれば真っ先にこの食堂行っちゃいます。工業地帯は多いのでうちの会社知らないだけでしょうか。
安房勝山と言ったら住吉飯店
たしか今年2回目です。本日は小浦漁港というのどかな港町で船の解体を行いました。千葉県は漁業をやめる人が増えているのでしょうか。千葉県はよくご依頼いただきます。
昼食はもちろんすぐ近くにある安房勝山の「住吉飯店」です。ここは遠方からもお客様が訪れるくらい人気の中華料理屋。
写真の通りデカ盛りの店です。でも量が多いだけでなくちゃんとした本格中華です。
内房は魚介を食べに行くイメージ無くて大抵この「住吉飯店」か「ニコニコドライブイン」での昼食です。
今年はこのペースだと内房だけで10回は船の解体しそうです。ありがとうございます。
放射性廃棄物の処理についての説明会
昨日は渋谷駅の近くで行われたNUMOの放射性廃棄物処理についての説明会に参加。知人からの紹介で今後放射性廃棄物を取り扱うときには役に立つと思い参加を決めました。
普段全く知らない内容で勉強になりました。地中廃棄の方法とかよく仕組みが分からなかったので。
で、うちの会社がどこで活躍できるのかなって考えましたが運搬途中の積み替えとかなのかもしれません。クレーンとか使うでしょうか。
放射性廃棄物をガラスで固めたものは1本あたり500㎏ほどあるそうです。クレーンで吊るにはちょうどいい重さ。
ちなみに来週は福島第一原発へ。信太商店は新たなステージに動き始めてます。
株主総会ラッシュ
この時期は株主総会のラッシュで、個人で株主になっている会社から次々と株主総会書類が送られてきます。
折角分厚い書類を送ってきていただいたので弱小株主ですが全てに目を通して議決権行使しています。
株主として名を連ねている一つ「ヤマックス」。こちらの株主優待の一つに工場見学があり、写真のような案内が来ました。
行きたいのは山々ですが工場が九州なのでまず行けません。静岡くらいなら後学のために行きたいですが。
ちなみに今月末は機械撤去で静岡出張が入っております。産業廃棄物収集運搬許可を折角とっているのに年に数回しかご依頼がない静岡案件です。でも今年はエルニーニョ現象で船がかなり沈みそうなので静岡案件は増えそう。
エルニーニョ現象の影響か!?
今年はエルニーニョ現象が発生しているらしいのでそのせいか船の解体案件が年度初めからご用命頂いております。
船案件は早いと数日、長いと数年かけて検討されてご依頼いただく場合が多いですが今年度は数年前のからの案件が突然動いたりと、ちょっと状況が変わってきました。
確かに海は荒れている日が多いし、そうなると船もかなり損傷するので処分するなら早い方が良いですね。沈むと数倍高くなりますし。
写真は本日の作業場所、勝浦市の海の様子。千葉はもともとかなり好きな場所ですが特にこの時期の千葉って良いんですよね。東京と違って湿度が高くないので。過ごしやすいです。
週末はリスキリングしたり暴風の中船を解体したり
先週金曜日は荒天の中、千葉県勝浦市で船の解体作業。
お客様のリクエストが多くその日に作業が終了しませんでした。返ってきたのはなんと夜中の2時。最近では珍しい帰宅時間となってしまいました。
まあ船って思いが詰まっていることが多いのでリクエスト多いお客様が多いのは確かですので、なるべく細かいリクエストにお答えしながら船の解体をさせて頂きます。
そして土日はガス溶接の講習。実は私、ガス溶接の講習受けて無かったんです。大抵の建設系の免許は持っていますが、このガスは中々取る機会がありませんでした。ということで週末利用してガス取得しました。
ガス切断は今まで社員が対応してましたが私も今後は対応させていただきます。高所での作業が出来ることから高所作業と織り交ぜながらやらなければならない現場などございましたら是非ご相談ください。
重量物撤去でも火気が大丈夫な現場ではちょっと使ってみようと思っています。
最近よく行く店
おかげさまで連日沢山お仕事いただいておりますのでほぼ毎日帰りが21時を回るため、おなかが空いたときに良く行く新宿にある「パトワール」。
この辺の方なら場所はご存じのはず。でも店の造りはちょっと怪しい感じなので美味いか不明で私も最近まで行ったことなかったですが、結構いけます。会計がアバウトなのでその辺だけ気を付ければ結構いい店です。
本格的なパキスタンとインド料理が食べれます。
最近遠方での金庫の撤去や重量物撤去のご依頼が多く移動時間に結構掛かっています。今年は天候がおかしくなるらしいので船の引き揚げ、処分案件も増えそうです。明日は千葉県の南端まで船の解体業務で伺います。
今週は遠方作業多し
今週は西は静岡県、北は群馬まで中々幅広く移動させていただきました。ご依頼ただく範囲が広くなるのは信太商店が広く認知されるので良いことだと思っております。
遠方で金庫や石の現場を行う場合は準備不足が許されないので結構無駄に道具を持っていくので荷物は多くなってしまいます。大抵は使わないものが多いですが。
写真は栃木県を通った際の麦畑。麦畑というと「ライ麦畑でつかまえて」がすぐに頭に浮かびます。
主人公のホールデン、ちょっと私に似てるんだよな。
接ぎ木のご相談
写真は明日知り合いの造園業者様にお願いする接ぎ木用のモミジ。お客様から難しいご依頼があり、モミジの接ぎ木をしてほしいという相談。
モミジって接ぎ木が難しい品種だそうです。
知っている造園業者様にお願いして100%ではないが接ぎ木できる可能性があるとのことなので明日持っていきます。
その他の写真は本日ラマダン明け初訪問のご存じ「パミールマート」。
坂東市にありますが年々パキスタン人が勢力を伸ばしていて店もちょっとにぎわっています。
東京からのアクセスはかなり悪いですがなんか魅力的なところなんですよね。
暑いので白ワイン
日本航空のマイルを使ってワインの詰め合わせセットを注文。早速頂きました。
季節的に暑いので冷えた白ワインを時々飲みたくなります。
チリワインですがすっきり飲みやすいし、香りも良いです。
今年はエルニーニョ現象が起きるらしいので台風も多いと予想していて個人的には船の事故案件が多く来るのかなと思っております。
伐採関係のお仕事もボチボチ増えそう。
そろそろ真剣に採用増やさないと今の人数では限界の為、近々社員倍増させます。
木材販売開始
皆さんは材木屋さんに入ったことありますか。おそらく町の材木屋さんは気軽に入れるような雰囲気があるお店は少ないかと思います。
今回新しく立ち上げたブランドの「エスコロン」は材木屋っぽい材木屋ではないですが木材が好きな人がこだわりの木材を手に入れることが出来る店です。
例えば「青森ヒバが欲しい」とお客様が要望すればその青森ヒバを森から伐りだして納得のいく一本を提供できます。
世界の一枚板も置いてます。価格は他店の半分以下で市場直売価格で販売いたします。
もちろん環境に配慮して間伐材や開発事業で伐採された木材の製材も積極的に行っております。
看板も出しましたのでちょっと本気でやってみます。是非一度ご来店ください。