サムスン式仕事の流儀・・・新入社員から中堅社員に成長するまでの仕事の心構えが学べます。とくに私が印象に残ったのは「会社への忠誠」の話。上司へ媚を売るのではなく、会社のことを一番に考えて行動することが本当の忠誠である、とのこと。これって結構当たり前で出来てないです。
世界に誇れる日本人の心くばり習慣34・・・元トップCAの方の体験談を交えた究極のCSを求める人への教科書的な本。体験談を交えた文章なので非常に読みやすい。1日で読めます。この本で引用されている千利休の「雨降らずとも傘を忘れず」の話はすべての仕事に共通する心構えであるなと感心しました。廃棄物処理業者って全くと言っていいほどCS考えない業種なんですよね。それはお客様が困っていることを「解決してあげてる」という意識が強いため。うちの会社は仕事に対しての心構えとして「仕事をさせていただいている」ことを常に意識するように社員に徹底しています。そのためか業界としては不景気にもかかわらずうちだけ着実に業績を伸ばしています。
怒らない経営・・・「銀のさら」という寿司の宅配チェーン店を展開するREXの社長の本。部下が失敗をしても怒らないらしい。この社長の考えは怒ることは「非効率」。怒るのではなくなぜこのような失敗が起きたのかを考え、監督する立場の経営者側に落ち度がなかったかを常に考えることが大事と語っている。この本を選んだのは私が社員に対して怒ってしまうことがしばしばであるため。現場での安全に関することについては怒ってもよいが、安全に関するもの以外は怒るよりも前に自分に落ち度はなかったか考え、これからはどのようにしたらよいかを考えるようにしようと思った。文章はうまくないが経営者としてはためになる本。