今回庭木の更新作業のご依頼を頂いたお客様のマンションの庭にあるケヤキの写真です。
縦に筋が入っていてその筋が一番上の枝にまで伸びています。
私の記憶だとこの縦割れの筋は無理な剪定を行ったため木が傷んでいる証拠だと思います。
ケヤキは自然樹形を楽しむ樹。基本的に剪定の要らない広い敷地の真ん中にシンボルツリーとして植えたいですね。
来週からこのマンションで枯れてしまった木の伐採作業や、剪定作業を行いますが前年まで入っていた植木屋さんは効率化とお客様のスケジュールを優先していたため樹によって剪定時期をずらしたりせず、刈込機械でパパっと終わらしていたようです。その結果、枯れた木が多くでき、見た目も非常に重苦しい庭になってしまいました。また本来強いはずのケヤキにもダメージが出ています。
今回剪定させてもらう木はサツキ、ツツジ、コニファー、ヒイラギ、ユズリハなど一般的な庭木ですので私の方でも対応できます。
庭木の手入れで大事だと思うのは時間をかけて樹に向き合うことだと思います。私が専門的な植木職人でないのもあり不安なこともあるため良く観察するようにしています。
当然時間をかけるので予算は高くなりますが、仕上がりも満足いくものになります。
来週より剪定のビフォー、アフターを公開していきますので是非ご覧ください。