判断材料


古墳3
昨日は1ヵ月ぶりの古墳の発掘現場での作業。人力で動かない石を割る作業です。ポイントは周りの石を傷つけず割ること。他にもいろいろと気を遣う現場なので勉強になります。技術力も確実に上がります。暑い中に集中力を保つという点でも非常に意義のあるお仕事です。
さて今年の夏は寿司を週一ペースで頂いております。回る寿司からカウンターのすしまで日によって色々です。
自慢じゃないですが味音痴の私は寿司の味がよくわかるわけではなく、そのすし店の職人の所作で美味いか不味いか判断しています。ただこれが良く当たります。
まずカウンターに座って寿司を注文するかしないかの時間に職人がわさびを鮫皮ですり始めたら期待できます。わさびはすりおろしてから時間が経つと風味が消えます。
また初めにこの時期であれば「こはだ」を頼みます。こはだは悪しが早いため置いてない店もありますし、酢で〆るのですがひと手間掛かるため技術力に差が出ます。個人的には見た目がギラギラしていて小ぶりの「こはだ」が好みです。
他にはのり巻きののりの光沢具合、黒色の深み、香りで判断します。のり巻きは基本的な寿司ですがこの辺がおろそかではうまいはずがありません。
ただ注意点としては銀座のすし店で座っただけで1万円を超えてくるような高級店では以上の判断材料は当たり前にクリアするので参考にはなりません。あくまで1人でつまみや酒を飲んで5千円以下くらいの店のこと。
以上味がわからなくても色々見てると本来緊張するはずの初めてのすし店でも結構楽しめるのです。