欅の製材をしてもらいました


私の趣味って実はすごいのかもしれません。
突然ですが林業や造園業で伐採した材の中で廃材にしなければならなくなった広葉樹のリサイクル方法は主に以下のようなものがあります。
主に製紙会社への売却、バイオマス発電の燃料、家畜の寝床にするなどが有ります。ただ、木材としての価値があるものはその木材の特性を生かした方法があると思って最近製材をやっております。
製材は普通、製材するために伐採をするのですが私の場合、伐採して良さそうな材を製材するため、いつ製材するかはその木との出会いがないとやらないので決まっていません。
今回出会ったのは樹齢100年を超える欅。林の中で育ったので成長が遅く、剪定もされていないので枝ぶりも良く育ちました。
これは製材してあげなければと思い、知人の製材所へ運びました。欅は大型の製材設備が要るため、その知人の紹介の製材所へ。
良い材が取れると思っていましたが、予想通り節がない木目の良い材が取れました。
3年くらい乾燥(人によっては10年らしい)させて修正挽きして(反った部分を切ります)磨いて使いたいと思います。
ちなみに製材できない小さい枝や葉はバイオマス発電の燃料になるように中間処理工場へ搬入しております。それよりちょっと大きな枝や幹は薪ストーブやキャンプ用の薪になるように自社で薪を作っています。そう考えるとすごいエコ。