消費増税前の駆け込み需要


建設業界は消費増税前の駆け込み需要でかなり忙しい。その影響で末端のような企業である我が社も建設系の廃棄物の処理需要が増えている。同業者の中にはこの機会に増車をして大幅な需要増加に応えられるだけの設備を導入しているところもあるがうちの場合は今期はあえて増車しないつもり。

というのも都内の建設ラッシュは一時的なものにすぎないと考えているから。私の住む渋谷区でも昼夜、土日を問わず工事を行っているモラルのない業者が多いがここまで同時に何棟も建ててしまうと供給過剰になることは必至。しかも住宅価格は私がマンションを購入した4年前に比べ3割程度割高。これでは普通のサラリーマンはローン組めません。

そんなことで大型設備も要らない都心をちょっと離れたリノベーション物件の内装解体案件を獲得していってます。都心よりもちょっとした郊外のほうが生活インフラ整ってたりしますし、バブル期のマンションは施工がしっかりしているものが多いです。リノベーションして新築みたいに使う需要がこれから少しずつ増えてきます。

建設業界が好景気と言ってうかれているところで、うちみたいに冷静な会社があっても良いと思います。

内装解体も信太商店